デザイナーがゆく◆お庭探訪~覚園寺~
鎌倉の奥座敷、二階堂。
春の訪れを少しずつ感じる今日この頃、足を運んでまいりました。
ここでも様々な造園の仕掛けが施されており、職業病でしょうか、つい色々見てしまいました。
鎌倉宮よりさらに奥に足を運ぶと、閑静な住宅街を抜けて、覚園寺の山門につきあたります。
山門をくぐると、多重石灯が迎えてくれます。
かなり昔のものでしょう。存在感があります。
紅梅が満開でした。
サルスベリの落葉した幹も、綺麗な色で、艶やかです。
石灯篭の台座に刻まれた四方仏、上部の凡字のフォルムにも何か不思議な魔力を感じます。
一番下の円柱の台座にもたくさんの仏様と、スイレン鉢が並んでいます。
スイレンの花が咲くころには、蓮に囲まれる仏様といった感じでしょうか。
本堂へのアプローチです。
群生するモミジの枝姿が美しいです。
紅葉の時期はもちろん、新緑の頃も見ごろでしょう。
アプローチの交差点に、丸い石を敷いています。遊び心が満載の演出ですね。
やはり、石は見ていて楽しいです。据えたくなってきました。。。
織部灯篭と、なつめ型の水鉢です。
「灯篭と水鉢は、夫婦のようなものだから、なるべく近くに据えるべし」
と、とはとある造園家のお言葉を思い出しました。
こちらは、自然の流れに沿って打たれた飛び石。
樹木の枝の影が、一枚の水墨画のように地面に映り絵になります。
本堂への入り口では、気持ち傾いた樹形のモミジが迎えてくれました。
やはり、樹木の植えつけ時の、向きや立ちにはこだわりたいものですね。
和の趣が主な庭園ですが、ふと見た足元にはクリスマスローズが薄紫の花を咲かしていました。
日陰で良く育つ、ツワブキやヤブランとも、相性が良いですね。
本堂で参拝し、うしろをふりかえると、鬼がわらコーナーがありました。
ちょっとしたフォーカルポイントになっています。にくい演出です。
以前、このお寺で使われてたものでしょうか。苔むした頃、味わいが増しそうです。
石、木、草、コケ、、
自然のものを使った庭づくりもまた、楽しいものです。
もちろん、人工物が主の庭づくりもしかり。
お客様の思いに寄り添って、これからも良き空間をご提供していきたいです。
うららかな陽気を感じる今日この頃、ザ・シーズン世田谷は、鋭意デザインと施工活動中です。
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