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日本一の日本庭園 【建築と庭を繋ぐ手法】

米国の日本庭園専門誌「Sukiya Living/ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニングにおいて10年連続日本一やミシュラン・グリーンガイド・ジャパンで三ツ星を獲得等々…日本庭園好きにとっては憧れとも言われる?島根県の「足立美術館」を見学して参りました。

天気はあいにく曇り空でしたが、かえって日本庭園のしっとりとした侘び寂び感も出ていて、夢中で写真を撮ってしまいました。

自然の山々を借景にした見事な枯山水

自然の山々を借景にした見事な枯山水

広大な敷地にも関わらず、あらゆる角度から計算された美しい日本庭園は見所満載なのですが、その中でもこの美術館の大きな特徴のひとつであり、私達も普段の設計で応用している手法をご紹介します。

 

庭の奥行き感をUPさせる配置と建築との一体感が見事です。

庭の奥行き感をUPさせる配置と建築との一体感が見事です。

 

ここでは「生の絵画」と呼ばれる窓画

室内からの庭園の眺めは「生の絵画」と呼ばれています。

 

こちらは「生の掛け軸」との事

こちらは「生の掛け軸」との事。

このように建物の窓をまるで絵画の額縁のように見立ててお庭の景色と一体でデザインする手法を建築用語ではピクチャーウィンドウ等と呼びます。

四季の移り変わりによって表情を変える絵画。建物を計画する際に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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