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冬の京都庭園巡り

みなさん、こんにちは。
冬将軍の訪れで名古屋も雪が降り、朝から店舗前の雪かきと大忙しな今日この頃です。

昨年末ですが、同じ業界の仲間達と共にプライベートで京都庭園巡りをしました。
いくつかの庭園の中から実に印象深かった「高桐院」を是非ご紹介させていただきます。
参道の散り紅葉、楓の庭などで有名な京都の人気スポットであります。
 
高桐院は、一休さんで有名な、一休和尚が復興した鎌倉時代創建の大徳寺の中にあり、
常時一般公開されている数少ない塔頭の一つです。
戦国時代に活躍した、細川忠興が父・細川藤孝の菩提を弔うために建てたお寺で、
愛妻である細川ガラシャも共に眠っています。
また、忠興は茶の達人であり利休7人の高弟である利休七哲の一人です。
利休にゆかりの深い書院と茶室もあります。
 

表門へとつながる参道


表門へつながる参道、背の低い松と参道の床は、自然石の延べ段で、両側には竹の手すりがあり、
これは高桐院でとれた孟宗竹を使ってあります。門の手前からワクワクする演出です。
 

表門入ってすぐの景


表門を入ると、見事な苔庭が目前に広がります。雨後の苔はモスグリーンが更に輝いて見え、蛍光色
に近い色彩を放っていました。思わず、入り口から立ち止まってずっと見ていたい衝動にかられました。
ここに日本独自の「待ちの美学」があり、入り口を少し進むと先が見えない事で期待感が膨らみます。
 

有名な参道


あっ、何処かで見たことある!というのが第一印象でした。そうです、秋の散り紅葉で有名なあの参道です!
長さ50mある参道は、雨後で石が塗れており、本来の色合いや光の反射で延段が光り輝いており、周囲の竹林と
あいまってとても趣のある佇まいでした。
 

「楓の庭」の前庭


更に奥へと進み、建物に入り本殿を進むと・・・出ました!ここも有名ですね!
「そうだ京都、へ行こう」JR東海CM1996年でも紹介され、あのスティーブンスピルバーグ監督も絶賛した
客殿から望む「楓の庭」の前庭。一基の灯籠が凛として佇んでおります。実は、この春日灯篭は、西の奥の
庭にある本物のコピーということです。
かの秀吉も欲しがったというこの灯篭、是非一度実物を見てみてはいかがでしょうか?

最後に、とても印象に残った素敵なお言葉をご紹介いたします。
建物の額に飾ってあった主の方のお言葉です。

                      花かたらず

                 花は黙って咲き黙って散ってゆく
                  そうして再び枝に帰らない
                 けれども その一時一処に
                  この世のすべてを 託している
                 一輪の花の声であり
                  一枚の花の眞である
                 永遠にほろびぬ生命のよろこびが
                  悔なくそこに輝いている。
 
 

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