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箱根・仙石が原で見つけた【白古レンガ】の塀
先日、イタリアン料理店のお庭の設計の依頼を受け、箱根・仙石が原へ現場調査に行った際に見かけた
白古レンガ造りの塀のご紹介。【場所は箱根ガラスの森美術館】
ガラスの森美術館は日本初のヴェネチアン・グラスの美術館とのことで紹介されています。
ヴェネチア=イタリアでの壁面や塀と言えば石積みや塗り壁の印象があり、白古レンガ?と
疑問は残りますが黄味のレンガは色が抜け、赤味のレンガとのコントラストがあり結構好み、
つる性のアイビーもちょうどよく白古レンガに張り付いて良い雰囲気を出しています。
フェンス下のレンガをおなまサイズで使用し、しっかり壁の厚みを表現しているところは共感
を持てます。植栽について、高木はヒメシャラやモミジ、低木はアジサイやサツキ・ツツジなど
気候に適した植栽が効果的に配植されていました。
開園から18年が経過した白古レンガもコケも付着し、味わい深い煉瓦となっておりました。
【若い白古レンガを使用した事例紹介】
D様邸 ガーデン (笠原) K様邸 ガーデン (坂詰) K様邸 ガーデン (乙川)
【イタリア フォロ・ローマの遺跡のレンガ積み】
余談ですが、ローソンの看板のように、
この場所では自然公園法の屋外広告物
(看板)の規制があり、色が緑・白・茶色
・黒のいづれか3種類以内と定められて
おります。
デザイナー 笠原 武彦