尾山台「オーボンヴュータン」 世田谷のパティスリー
尾山台オーボンヴュータン 「ボロネーズ」
スタッフが尾山台の現場帰りに、
パティスリーの老舗『オーボンヴュータン』でお菓子を買ってきてくれました。
写真は定番の「ポロネーズ」と「オーボンヴュータン」。
「ポロネーズ」の恐竜の背中の板ようなものはアーモンド。
このアーモンドのこげ具合と、メレンゲとラム酒の効いたブリオッシュのしっとり感の対比が絶妙。
写真には写っていませんがポテトののような外観の「パタット」も、見た目のかわいさと大人な中身のギャップが見事です。
写真奥は「オーボンヴュータン」。お店の名を冠したお菓子。
硬〜いカラメルを破ると、カスタードクリーム洋ナシがポワール酒の香りが。。
ここのシッカリとした味のお菓子を食べていると、
「う〜ん何て、オーボンヴュータンなんだ!」と唸ってしまいます。
「AU BON VIEUX TEMPS」は仏語で「古き良き時代」という意味とのこと、
オーナーシェフ河田勝彦さんの著書のタイトル『ベーシックは美味しい』からも、
オーボンヴュータンのお菓子の芯が通った力強い感じが伝わってきます。
1966年に渡仏し、様々な地方の伝統菓子を研究され、
お菓子の古典と格闘することで「自分の菓子」観を作り上げてきた、
まるで建築界の安藤忠雄さんのような方ですが、
そんな河田シェフの元で修行されて独立したパテシエは数知れず、
著名なパティシエの経歴を見ると、多くの方がここで修行されています。
(自由が丘モンサンクレールの辻口さん、赤堤ノリエットの永井さんなどなど)
確かに、これだけ芯が通ったしっかりとした味を作り続ければ、
この場所と異なる「何か」を見つけることができるのかもしれません。
そんなことを考えながら、美味しいお菓子をいただく至福の時間。。
世田谷にいる幸せを感じるひと時です。
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