解体工事の少ないエクステリアリフォーム
エクステリアリフォームには解体工事がつきものです。
床のコンクリートをはがしたり、ブロックを壊したり、、、
リサイクルしてはいるものの、なるべくなら解体工事は少なくしたいもの。
今回のエクステリアリフォームは、既存のエクステリアを生かし、
極力解体工事をしないで、いざとなれば原状回復することが出来ることを目指したエクステリアリフォームです。
世田谷区奥沢にある住宅街。
人通りが多い斜めの通りに面した建物。
鉄骨のフレームはあるものの、基本的にオープンエクステリア。
通りがかりの人の視線が直接窓や玄関に飛び込んできて、かなり気になります。
また、二台分のカーポートには車が置かれていないため、この広いスペースが空いていました。
三枚のウッドフェンスと植栽で目隠し (フェンスゲートを閉めた状態)
そこで、その鉄骨フレームと斜めの敷地を利用して、三枚のウッドフェンスと大型プランターのパーテーションを設置。
ウッドフェンスにアルミフレームを組み込むことで、よりシャープな印象を演出しています。
ウッドデッキに組み込まれたプランター。造り付けのベンチの下は収納庫。 (フェンスゲートを閉めた状態)
室内側からは、緑のやわらかな印象がきわだちます。
窓からもプランターに植え込んだ緑が飛び込んできて、外の視線はすっかり気にならなくなりました。
通常のエクステリアリフォームで、このクラスの植栽を植え込む場合、床のコンクリートを壊しますが、
今回は大型のプランターに植え込んでいますので、ウッドデッキやプランターを外せば原状回復が可能です。
この方法は、ぼくたちがマンションなどのルーフバルコニーをデザインする際に用いる手法ですが、
余ったカースペースやテラスを解体せずに素敵なテラスに変身させたい場合にも、是非試していただいたい方法です。
(参考1 :床だけでなく白レンガの壁も仮設で作ることができるんです)
(参考2 :床にはデッキだけでなく、芝生や自然石まで敷きこむことができます)
「僕の遊び場さ!」 デッキとカーポートが遊び場になってご満悦のワンちゃん。 (フェンスゲートを広げた状態)
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Designer:松田 真輔 (このデザイナーの他の施工例はこちら)
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