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エクステリア&ガーデン

お手入れガイド

目次

1. アルミ

アルミは、サビにくい性質を持ち、メンテナンスの手間がさほどかからない金属です。 しかし、表面に付着した汚れを長期間放置すると、腐食の原因となります。それを防ぐには、年数回の水洗いと乾拭きが有効です。汚れをためないお手入れが、施工時の美しい光沢を永年守ります。

アルミ

サビの原因

アルミの腐食(サビ)の原因は、大気中に含まれるほこり、すす(ばい煙)、鉄などの金属粉、自動車の排気ガス(亜硫酸ガス)、海塩などです。これらがアルミの表面に付着し、長期間放置されると、湿気や雨水の影響によってアルミが腐食していきます。

お手入れの回数

アルミを腐食から守るには、 年1 ~2回の水洗いと乾拭き が効果的です。工業地帯や海岸部では、お手入れの回数を増やすことをおすすめします。

臨海工業地帯 年2~3回
海岸・エ業地帯 年2回
市街地 年2回
田園・山間地帯 年1回

汚れの程度とお手入れ方法

サビが出てしまったら

上の表の「汚れがひどい」場合と同じお手入れをします。それでサビが取れないようなら、目の細かいヤスリで軽くこすり、サビを取り除きます。その後、洗剤が残らないよう水洗いし、仕上げに乾いた布で乾拭きします。

傷がついてしまったら

汚れやサビを、上記の方法できれいに落としてから、アルミ用補修塗料を塗布します。塗料の使用法は、各商品の注意書きに従ってください。

金属製品ご使用の注意

永く快適にお使いいただくために、以下のことにご注意ください。
とくに、門扉とフェンスは、むやみに揺すったり、乗ったり、寄りかかったりすると、 こわれる原因にもなりますので、お気をつけください。

開き門扉

  • ●通常、使用しない場合は、安全・防犯のために施錠をお願いします。
  • ●落とし棒の付いている商品は、それも下ろしてください。

伸縮門扉

  • ●落とし棒の付いている商品は、それを下ろし、施錠してください。とくに強風時には、安全のために重要です。
  • ●強風時には、さらに、ガーデンゲート本体をたたみ、ロープなどで門柱に固定してください。

跳ね上げ門扉

  • ●通常使用しない場合は、扉を下ろした状態にしてください。
  • ●扉を閉める際は、両サイドのアームを持って引き下げないよう、ご注意願います。

フェンス

  • ●雨具、洗濯物、布団などを載せないよう、お願いします。

カーポート

  • ●屋根に重いものを載せないよう、お願いします。また、屋根に乗ったり、柱にのぼったリ、ぶらさがったりするのもひかえてください。
  • ●降雪時には雪下ろしが必要となります。20cmほどの積雪を目安に、雪下ろしを行なってください。

2. ステンレス

ステンレスは、耐食性に優れた、サビにくい金属ですが、使用条件や環境により、汚れ がたまったり、付着物による“もらいサビ”が発生します。ステンレス本来の品の良い光沢を保つには、年に3~4回、水拭きと乾拭きのお手入れを行いましょう。臨海工業地帯・工業地帯・火山灰や農薬散布の影響のある地域では、年に5~6回のお手入れを おすすめします。

ステンレス

サビることもある

ステンレス製品にはクロムが含有されており、この成分 が空気中の酸素と結合し、ステンレス表面に酸化皮膜を 形成します。通常はこの皮膜がサビを防ぐ働きをしてい ます。しかし、大気の汚れなどによって皮膜が破壊されると、その効力が失われ、そこに“もらいサビ”が発生します。おもな原因となるのは、建設工事や車両走行時に飛散する土・ほこり・鉄粉・自動車の排気ガス(亜硫酸ガス)、海塩などです。

汚れの程度とお手入れ方法

3. 真鍮・銅製品

銅・真鍮製品は、時間が経つにつれ酸化し、深みのある落ちついた色になってきます。多少汚れても目立たなくなりますが、美しく酸化させたいとき光った状態を保ちたい時は、お手入れが必要です。指紋、水滴等は、そのままにしておきますと「シミ」と なって残りますので、早めに拭き取ってください。

真鍮・銅製品

汚れの程度とお手入れ方法
光った状態を保ちたいとき 時々、乾拭きし、汚れが目立ってきたら、真鍮磨き剤(Brass Polish)で磨く。エッチングプレー ト等、凹部が着色してあるものは、磨きすぎて色がとれてしまわないように軽く磨い てください。
光らせたくないとき、
又は全体が着色してあるもの
  • 時々、乾拭きする。部分的に汚れをとりたいときは、ス チールウールで一方向に軽くこする。ナイロンタワシ等 は使わないでください。
  • 真鍮・銅製品
真鍮磨き剤(BrassPolish) の使用法 Tシャツの生地等、柔らかい木綿の布にたっぷりしみこませ、充分磨いた後、乾いた布で もう一度磨いてください。

銅の変色・メンテナンスについて

変色は酸化皮膜をつくり表面を長持ちさせる過程です。
変色の段階は、赤茶色(淡目)→こげ茶(濃目)→何十年か経ちますと 緑青へと変色します。

お買い求め頂きましてから1~2年間は均一に変色せずにムラになることがあります。それは、変色を防ぐ為クリアーラッカーを塗って出荷しておりまして、クリアーが劣化した部分から変色しますのでムラになったりします。そのままで何年間か経ちますと全体が均ーになりますが気になるようでしたら、スチールウールや台所用スポンジの緑色の部分で変色した部分を軽くこすり全体にならして頂きますと、ムラは無くなります。
尚、強くこすりますと地の色が出てしまいますので必ず軽く円を描くようにしてください。

4. 土間コンクリート

コンクリートが凝結する際の化学反応により生じる熱や打設後の乾燥収縮が原因で、髪の毛程度の太さのひび割れ(ヘアクラック)が生じることがありますが、品質上なんら問題はありません。
より太いひび割れが発生した場合は、種々の原因が考えられますので、ご連絡ください。

土間コンクリート

ヘアクラック

品質上問題ありません。

土間コンクリート

クラック

使用上直ちには問題ありません。

土間コンクリート

5. タイル

永久に美しいと思われがちなタイルも、次第に白い汚れが発生する場合があります。この現象を“白華(エフロレッセンス)”といいます。タイルの目地部分から白い結晶が染み出し、タイルに覆い被さっている現象を“鼻たれ”といい、また、レンガや釉薬のないタイルの表面が、白く粉を吹いている現象を“粉吹き”といいます。見た目には同じような白い汚れもそれぞれに原因が異なります。

タイル

鼻たれ

セメントの硬化過程で生成する水酸化カルシウムが水に溶け仕上げ面が乾燥するとき、空気や炭酸ガスなどと反応して水溶性の炭酸カルシウムとなって残ります。

除去方法

まず、大まかにブラシやヘラなどで白い物質を取り除き、その後、白華除去剤や希釈酸で洗いましょう。

タイル

粉吹き

タイル裏面のモルタルやコンクリートから水分が染み出し、この中に溶け込んでいる物質がタイル表面で乾いて固まってしまうものです。

除去方法

水洗いで簡単に除去できますが、すぐまた発生します。しかし通常2~3年でタイル内の細孔がふさがり、発生しなくなります。

タイル

6. ブロック・レンガ

ブロックとレンガは、もともと重厚感がある素材ですが、歳月の経過とともに、多少の汚れや風化を受けることで、いっそう味わいが増します。また、庭の植栽と馴染んだり、周囲の環境とだんだん調和してくるのも、経年変化があってのことなので、汚れはあまり気にしないほうがいいでしょう。ただし、白華(エフロレッセンス)の現象がある場合 は、適切なお手入れが必要です。

ブロック・レンガ

白華現象(鼻たれ)

ブロックやレンガの表面に、白い綿状の汚れが発生する ことを「鼻たれ」と呼びます。これは、セメントの硬化過程で発生する水酸化カルシウムが、水溶性として素材の表面に運ばれ、そこが乾燥するときに、空気中の炭酸ガス と反応して炭酸カルシウムに変化したもので、結晶成分が白い汚れとして残ります。とくに、雨期と冬期に発生しやすくなります。

除去方法

軽い白華の場合は、ナイロンブラシやワイヤーブラシで軽くこすると、除去できます。白華の汚れがひどい場合 は、まず、ナイロンブラシやワイヤーブラシで目立つ白華 を取り除き、その後、白華除去剤や希釈酸を用いて、白華 を溶解させます。除去剤使用後は、ブロックやレンガの表面に散水し、十分に水洗いします。

タイル

白華現象(粉吹き)

コンクリートブロックの表面が、白く粉を吹いたように汚 れる現象を「粉吹き」と呼びます。この汚れは、コンクリートから水分がしみ出し、そのなかに溶け込んでいたアルカリ金属塩(重炭酸ナトリウム、塩基性硫酸カリウム)などの成分が、ブロック表面で乾燥して固まったものです。ブロックのほか、釉薬を施していないタイルなどでも、発生することがあります。

除去方法

水溶性の汚れなので水洗いで簡単に除去できますが、またすぐに発生する傾向があり、こまめなお手入れ が必要となります。施工後2~3年を経ると、素材内の細孔がふさがってくるため、次第に発生頻度が減り、やがて汚れの発生が見られなくなります。

タイル

1 コンクリー ト・モルタル内

タイル

2 水に溶け出す

タイル

3 表面に移動

タイル

4 結晶化

タイル

7. 石張り(御影石・大理石など)

御影石や大理石などの石張りは、表面の美しい艶と光沢、それが醸し出す重厚感が持ち味です。御影石と大理石には、ともに生成の過程で生じる細孔があり、そこから水を媒体として塵や土砂などの汚れが入り込むと、シミとなって広がり、輝きが落ちてきます。それを防ぐためには、ダスタークロスなどで表面の塵を定期的に取り除く、定期的 なお手入れが大切です。なお、御影石は、本磨き仕上げか、バーナー仕上げかでお手入れ方法が異なります。

石張り(御影石・大理石など)

汚れの程度とお手入れ方法

8. 塗り壁•吹き付け

石張り(御影石・大理石など)

普段のお手入れ
タイル

やや硬目の毛足の長いホウキを使用して、塗り面を模様付けの目に沿って掃き ます。塗り壁面に付着した、ホコリを掃う感じで、模様付けの目に沿って掃い出 します。
特に、模様付け起伏が少ない、又は、無い場合は上から下に向かって掃きだし てください。
※毛足の短い硬目のブラシで擦ると塗り面にキズが着く場合がありますので、注意してください。

雨ダレなどの汚れの除去
タイル

薄めた中性洗剤を使用して汚れを浮かし出し、ホースなどの流水で洗い流してください。
塗り面を傷つけないようナイロン性のブラシなどで汚れ面を洗浄、ホースなどからの流水で洗い流してください。
※模様付けが施されている場合は、模様の目に沿って洗浄してください。
※高圧洗浄機などの使用は、塗り面をいためる場合がありますので注意してください。

9. 天然木製品

木製品は、自然素材のため、歳月を経るなかで節の落下、反り、ささくれ、干割れ、変色が生じることもあります。金属製品などと比べ、経年変化がある素材ですが、それが木 製品の味わいの深さとも言えます。当社の木製品は、耐久性に優れ、腐朽菌・カビ・白蟻 を防ぐ木材保護塗料を塗布・含浸させてありますが、日頃のお手入れを行うことで、より美しい風合いを楽しめ、耐久性も増します。定期的に掃き掃除や拭き掃除を行い、汚れ やシミがついたときは、温湯で1~2%の割 合にうすめた中性洗剤を雑巾に含ませて 拭き、水洗いします。ささくれが生じた場合 は、ヤスリで削り取ると、きれいになります。

天然木製品

天然木製品

再塗装方法 1年に1度の再塗装で美しさがより長持ち
再塗装は、まず、水洗いをして、表面の泥や汚れをきれいに落とします。その後、表面がよく乾くまで待ちます。
用いる塗料の使用法・注意事項に従って、汚れのない綺麗な刷毛で薄めに塗り乾燥させます。
2回塗りを行うと、色ムラが目立ちません。乾燥後、1回目と同じように薄めに塗り、乾燥させます。その後、乾拭きすると、いっそう美しく仕上がります。

塗り替えのご注意

●再塗装には、オイルステイン系の木材保護塗料をご使用ください。使用の際には、各塗料の注意事項を厳守願います。
●必ず、刷毛を用いて塗装してください。
●表面に塗膜を形成する塗料(スプレー、ニス、ペンキ等)の使用は、絶対に避けてください。表面に塗膜ができる ことで、木材の呼吸が妨げられ、ひび割れなどの原因と なります。

使用上のご注意

●日頃のお手入れの際には、ネジやボルトもチェックし、緩んでいた場合は、締め直しをお願いします。
●ウッドデッキには、荷重がかかる物を置かないでください。テーブルや椅子は脚先にゴムの保護があるものを用いると、傷がつきにくくなります。また、植木鉢を同じ場所に長期間置くと、木材の腐食の原因になるので、ご注意ください。

10. 人工木製品

人工木製品

汚れの程度とお手入れ方法

使用上のご注意

●日頃のお手入れの際には、ネジやボルトもチェックし、緩んでいた場合は、締め直しをお願いします。
●デッキには、荷重がかかる物を置かないでください。テーブルや椅子は脚先にゴムの保護があるものを用いると、傷がつきにくくなります。
●金属たわし、金属ブラシなどは、表面を傷つけるので使用しないでください。

11. ライト

門灯やアプローチ灯などのライトは、住まいの表情に温もりと優しさを添えるものです。ライトの表面が汚れていると同じ電気代がかかっているのに、明かるさと美しさが低下するので、こまめなお手入れが望まれます。軽い汚れを感じたら、その都度、拭き掃除を行いましょう。水で1~2%の割合に薄めた中性洗剤を柔らかい布に含ませ、よく絞ってから、シェード、グローブ、ランプの表面を丁寧にふきます。
※材質による特性は、製品毎の取扱説明書をご確認ください。

ライト

ライト

使用上のご注意

●ランプの交換は、必ず電源を切ってください。感電の原因となります。
●ライトはデリケートな素材が使われることが多いので、クレンザー、たわし、金属ブラシなどでのお手入れはひかえてください。表面に傷がつくおそれがあります。
●点灯中、消灯直後に器具に触れないでください。消灯後20分経過後にランプ交換等をしてください。やけどの原因となります。
●竃球、電球型蛍光灯は消耗品です。またLEDタイプの商品は、光源が交換できないものがあります。

12. カーポート・テラス

カーポート・テラス
カーポート・テラス

日常的なお手入れ方法
カーポートの屋根や腰板の素材は、ポリカーボネートなどが使われています。軽量なプラスチック素材で、衝撃・熱に強く、採光性・耐久性に優れているのが特徴です。日頃のお手入 れは、水洗いが適しています。水でぬらしたや わらかい布で、全体を拭きましょう。汚れがひどい場合は、温湯で1~2%の割合にうすめた 中性洗剤をやわらかい布に含ませて拭き、そ の後、水洗いします。
カーポート・テラス

使用上のご注意

●お手入れ時に、乾いた布、シンナーやベンジン、研磨剤、 熱湯を使用すると、破損・変形を招くおそれがあります。
●鳥のフンなどをヘラで取り除く際は、パネルを傷つけないよう、ご注意ください。 また、金属製のヘラやブラシは、 表面の塗膜を傷つけるので、使用しないでください。
●近所で外壁塗装工事や薬剤塗布が行われる場合は、あらかじめカーポートをシートで覆うなどの保護をおすすめします。
●屋根に乗ったり、又は柱に登ったり、ぶら下がったりしないでください。
●カーポートはサポート柱をおつけし強風や降雪時に使用する事をおすすめします。

耐積雪荷重と積雪量
・下表の積雪量を超える前に雪下ろしをしてください。製品破損による被害の恐れがあります。
・雪の重さは、雪の状態により大きく変化します。特に春先の雪は重たく、湿雪や降雨の後などは新雪に比べ3倍くらいの重さになります。
・雪下ろしの際、絶対に水をかけないでください。さらに重くなります。
・雪下ろしの際、雪は残さず下ろしてください。

13. 水やり

一本一本の種類や性質を考えながら
樹木には、カツラなどの水を好む木とオリーブなどの乾燥を好む木があります。種類によって性質が異なり、さらには各々の木の個性もあります。水やりは、日当たり、風通し、水はけといった土地条件を考えたうえで、木を観察しながら行うのが大事です。

水やり

植え付け直後は水量を増やして
植え付け直後の半年間は、たっぷりと水を与えます。
移植のときに根が切れるため、摂取できる水の量が少なくなるからです。
半年を過ぎたら、樹木の様子を見ながら水量を減らして行きます。根付いたら、夏と晴天続きのときだけ多めに与えるようにします。
水やり

地面が乾いたらたっぷりが基本
樹木の乾き具合がわかるように、地面や葉の状態をよく観察しておきます。根元の地面をさわって確かめ、地面が乾いていたら、水をやります。一度にたっぷりと与えるのがコツです。木の下に草花を植えている場合は、その分多めに与えます。(根元の地面に指先を入れて、乾き具合をチェック。)
水やり

葉や幹にも水分を与える
水分は根からだけでなく葉や幹からも吸収されます。湿り気を与える程度でよいので、葉や幹にも水をかけるようにしましょう。ただし、夏場の日中は直射日光が強いため、葉に水をかけるのは禁物です。水滴がレンズの役割をして、葉が焼けてしまいます。
水やり

季節によって回数と時間を調節
夏は樹木の活動期なので、基本的に毎日水やりをします。日中は避け、朝9 時前までと夕方5 時以降の2 回行うとよいでしょう。冬は晴天が続いて地面が乾燥したら、午前10 時から午後2 時までの暖かい時間帯に水やりをします。1 週間に1 ~2 回が目安です。

庭の隅や軒下にも行き届くように
水が土の表面だけを流れて、根の先まで届いていないと、庭木が枯れる原因になります。庭の隅や軒下などに植えられた木にも一本一本、目を配ることが大切です。水がしっかり木に届いているか、量は十分に足リているかを特に注意しながら水やりを行いましょう。

14. 施肥

樹木の栄養は目的に合わせて
肥料を与えないからといって、木が枯れてしまうことはありませんが、樹木を元気よく育てるのに欠かせないのが施肥です。木をどれくらいの大きさに育てるのか、又は、花を楽しむのか、実を楽しむのか、といった目的に合わせて行います。

施肥

堆肥や腐葉土で日頃から土づくり
植物に養分を与えた土を再び元気にするために行うのが施肥です。植物を育てるには、通気性、保水性、水はけに優れたよい土を作ることが肝心です。そのために、生ゴミや落ち葉などでつくった堆肥や腐葉土をこまめに与え、日頃から土づくりに励みましょう。
施肥

年に1~2 回に分けてが施肥の基本
施肥は庭木の休眠期にあたる12月~ 2 月と、花後の2 回に分けて行うのが一般的。樹幹の下あたりに与えましょう。活動期である夏場の施肥は、肥料やけを起こすので厳禁。一度に与えすぎると病気の原因にもなるので注意しましょう。根を張る前に肥料を与えると根が傷んで弱ってしまうことがあります。
施肥

花や実の後にはお礼代わりの肥料を
花を観賞する樹木には、翌年もよい花を咲かせるように花後に肥料を与えます。これはお礼肥といいます。実の場合も同様で、実をつけた後にお礼肥を与えます。ただし、お礼肥を与えても、天候などの影響で必ずしも花や実が毎年よくつくとは限りません。

与えすぎ、育ちすぎに要注意
樹木がある程度の大きさに育ったら、庭の広さに応じて、大きさを維持していくことも必要です。あまり大きく育ってほしくない木には、肥料を与えすぎないようにしましょう。施肥によって勢いよく育ってしまうと、自然な樹形を損なう場合もあります。

15. 剪定

樹木の美しさと健康を保つために
剪定によって不要な枝を取り除くことにはふたつの目的があります。ひとつは、樹木本
来の美しさの維持。もうひとつは、日当たりや風通しをよくして、健やかな成長を促す
ことです。それだけに、剪定には樹木への思いやりと美的センスが必要です。

剪定

落葉樹は枝振りの美しさをポイントに
細い枝をこまめに切って、繊細な美しさを維持するのが、落葉樹の剪定のポイントです。大きくなったからといって太い枝を切ると、反動で力強い枝が出てきてしまいます。新緑が出そろって葉が固まった7~8 月ごろと、落葉後の11~3 月ごろが剪定時期の目安です。
※株立ちは中心に向かって、交差した枝を切るとすっきり見えます。
剪定

コニファーの枝は新芽のうちに刈り込む
コニファーの場合、やわらかい新芽のうちに刈り込んであげましょう。時期は春先が適しています。先端が枝分かれしたものは中心の主枝以外を剪定します。一度枝を切ってしまうと、そこからは新しい枝が生えてこないので、気をつけて行いましょう。
剪定

常緑樹は風通しと日当りを考えて
込み入った枝に葉が密に茂ってしまうと、病害虫が発生しやすくなります。中心部まで風が通り、日差しが入るように剪定します。新芽が伸びる5~7月と、成長が休止する9~10月に行うのが理想的です。年に1 回だけなら、10月がよいでしょう。
剪定

サツキやツツジは花が終わった後に
サツキやツツジなどの花を楽しむ低木は、花芽を切らないように、花後すぐに剪定しましょう。花芽がついてからの剪定では、翌年の花づきが悪くなります。花の終わった直後なら、深く刈り込んでもまた伸びてくるので、伸びた枝を切って大きさを維持できます。

剪定時期は高木の成長が目安
茂った高木がつくる日陰は、下に植えてある植物に影響を与えます。庭全体のことを考えて、高木の成長に合わせて剪定を行うとよいでしょう。中低木の剪定は自分で行っても問題ありませんが、登ると危ない高い木は、プロに頼むほうが無難です。

●照明器具付近に枝葉が近づくと器具や樹木を傷める可能性があります。
こまめに剪定を行うとよいでしょう。

16. 病害虫対策

変化を見逃さず素早く対応する
ときには庭木が枯れてしまうほど、害虫や病気の被害は深刻です。ですから、剪定(せんてい)や施肥などに比べて、処置は素早く行う必要があります。日頃から庭をよく観察することによって、樹木のSOS にいち早く気づくことが何よりも重要です。人間同様、季節の変わり目には特に注意しましょう。

病害虫対策

環境づくりと薬剤で害虫予防
病害虫を防ぐには、剪定と雑草駆除で風通しと日当たリをよくして、庭の環境を整えます。春秋は月1 回、粒剤のオルトランを根元に散布すると、ある程度の害虫予防になります。また、冬場に殺虫・殺菌効果のある石灰硫黄合剤をまくのも効果的です。

葉の裏や根元、幹をチェック
地面に虫のフンがあればケムシやミノムシが、葉の裏に黒い点々があったらハダ二やグンバイムシがいる可能性があります。根元に切りくずがあれば幹の中を食害されていることも。ヨトウムシなどの夜行性の虫もいるので、夜に懐中電灯で照らして見てみましょう。
病害虫対策

退治法は相手に合わせて
カイガラムシは歯ブラシでこすり落とせます。アオムシやケムシなどは割ばしで取り除くとよいでしょう。葉や幹についているアブラムシやハダニを見つけたら、殺虫剤をまきます。冬の間に卵やさなぎを見つけた場合も、すぐに取り除いておくことが肝心です。
病害虫対策

毎日の観察で早めに発見を
害虫の被害を少なくするには、害虫が成長する前のさなぎや卵の段階で取り除くか、見つけた時点ですぐに駆除するしかありません。害虫の発生は5~6 月と9~10月がピーク。病気の発生時期も同様です。特にこの時期はまめに庭に出て樹木の様子を観察しましょう。

わからないときはプロに相談する
樹木の病気は早期発見が難しく、目で見て症状がわかるようになったときにはかなり進行していることもあります。病気の部分はすぐに取り除いて焼却し、薬剤を散布します。本などで調べても判断がつかない症状は、その部分を持っていき、プロに相談しましょう。
※取り除いたら、二度とつかないように処分するのが大切

17. 草花のお手入れ

樹木に比べて、成長のサイクルが短い草花。その分、手入れには手間も多くかかります。一年草、宿根草などの種類によって手入れの方法もずいぶん異なります。特に活動の盛んな時期は毎日気を使って、庭に活力と彩りを与えてくれる草花の世話をしたいものです。

草花のお手入れ

形よく育てるために新芽を摘み取る
アサガオやミニトマトなどの草花は、成長が盛んな時期に、新芽を摘み取ると全体の形を整えられます。茎数が増えて花の数が増える効果も。芽の下の葉を2~3 枚一緒に摘み取るのがコツ。伸びすぎた茎を除いて新芽に養分を送る「切り戻し」も効果的。
草花のお手入れ

花を長く咲かせるために大切な追肥
花のつく数が少なくなって、葉の色も悪くなってきたら、追肥を与えて花を長く咲かせるようにしましょう。追肥には即効性のある化成肥料がおすすめです。液肥の場合、葉にかからないようにジョウロなどで株の周囲にムラなく適量与えるとよいでしょう。
※液肥は株の周囲にムラなくかける。固形肥料は士の表面に置く。
草花のお手入れ

草花の種類に合わせた手入れを
一年草と宿根草とでは、肥料の与え方など管理のポイントが異なるので、注意が必要です。成長が早い一年草は、初めのうちからしっかりと肥料を与えます。花期が長い草花は肥料が不足しがちなので特に気をつけましょう。鉢植えの場合は、1 ~2 週に1回の割合で液肥を与えるようにします。花壇には、1 ~2 か月に1 回程度、化成肥料を与えます。宿根草には成育期と休眠期があるので、時期によって肥料の与え方を変えます。枯れて根だけになったり、茎と葉を残すものの成長を止める休眠期は、株を傷めるので肥料は与えないようにします。ただし、水やりは行います。土が乾いてから2~3 日して水を与え乾燥気味にするのがコツです。

お気に入りの花は株分けで増やす
宿根草や一部の樹木は、成長した株を手やナイフで切って株分けし、増やすことができます。株分けすることで、新芽が十分に成長する効果も得られます。一般的に、落葉性の種類は休眠期に、常緑のものは春や秋に行います。ほかにも挿し木、分球など、さまざまな増やし方があります。
草花のお手入れ

花がらを摘んで花が弱まるのを防ぐ
花が咲き終わると、草花に取り込まれた養分は種をつくるのに使われるようになります。養分を消耗して次に花が咲かなくなるのを防ぐには、種をつけさせないように花がらを摘みます。咲き終わった花弁には害虫やカビがつきやすくなるので、それらを予防するのにも役立ちます。
草花のお手入れ

18. 芝生のお手入れ

芝生のお手入れ

芝刈り回数とお手入れの目安

芝刈り
この作業が芝生管理の最も基本的で重要な管理作業です。芝刈りを定期的にすることできれいな芝生を保つことができます。刈リ高は3cm を目処に5cm を超えないように刈ります。もし芝刈りが遅れ、葉が伸びすぎてしまった場合には、一気に元の高さまで刈らずに1~2cm ぐらいずつ葉が残るよう徐々に刈り高を下げていきます。軸刈りになってしまうと緑がなくなり元に戻すのにとても苦労します。最悪の場合には芝生の張替えをしなければならないこともあります。特に梅雨明けから急激に成長するので芝生の伸び具合を見ながら、早めの芝刈りを行うように心がけてください。
芝刈り後には、刈った葉(サッチ)を熊手などで取って掃除しておきます。注意点として雨の後など水分を含んだ状態で芝刈りをしてしまうと、刈った芝生が芝刈り機の刃にまとわりつき刈りにくいので、十分に乾いてから刈るようにしましょう。
芝生のお手入れ

除草
芝生の面積がそんなになければ、定期的な芝刈りとたまに手作業で雑草を根から抜くことで、ほぼ雑草は目立ちません。こうやって除草剤を使わず管理するのが理想ですが、面積が大きくなると手除草だけだとかなりの重労働になります。
手除草が少なくて済むように除草剤をうまく使えばかなり楽に管理できます。基本は土壌処理剤を春・初夏・秋に散布し、雑草の発芽率を抑えます。何も散布しない場合と比較し、8~9割ぐらいの雑草の発芽が抑えられると思います。あわせて必要に応じ茎葉処理剤を使用すれば、ほぼ手作業で雑草を抜くことなく管理できます。また基本的に土壌処理剤と茎葉処理剤を混ぜて使用しても薬害はでませんので、混合して使用しても大丈夫です。ただ薬害で一番注意する点は気温です。夏場で30 ℃前後の日が続くとき、通常の倍率で除草剤(特に茎葉処理剤)を使用すると芝生が黄色くなり薬害が出やすくなります。やむを得ず夏場に使用する際は通常希釈倍率の1. 5~2 倍ぐらいに薄めて散布するようにしてください。冬場については雑草があまり出ませんが、スズメノカタビラなど秋・冬に発芽し、春にかけて成長する雑草もありますので気をつけましょう。日本芝の除草管理は大体これで出来ますが、西洋芝は薬に弱く使用できる除草剤が限られますので手除草が基本となります。
芝生のお手入れ

施肥
肥料は基本的に春から秋にかけての成育期に施します。土壌や芝生の状況によりますが、上記の管理歴を一応目安として年3 回程度、施してください。肥料も化成肥料や液肥など様々な種類がありますが、肥料の3 要素のチッソ(N) ・リンサン( P) ・カリ( K) が8-8-8がおすすめです。施肥管理の注意点としては肥料が少ないと全体的に緑が薄く黄色くなり、濃すぎると肥料やけを起こします。また、均ーに施肥をしないと肥料ムラがでやすいので注意してください。
芝生のお手入れ

目土
砂質土を1㎡当たり約50~100g、春・秋にまき、ホウキで芝目にすり込みます。

穴明け(エアレーション)
芝生を張って数年経ち、下地が踏圧などで堅くなり生育が悪くなってきたときには、エアレーションという作業をします。だいたい深さ1 0cm 、直径1 ~2cm ぐらいの穴を15~20cm 間隔に開け、目土を埋めます。そうすることで芝生の生育を促し、新しい根を伸ばす環境を用意するということになります。

害虫
初夏から秋にかけて芝生の葉や根を食べてしまう害虫の発生シーズンです。普段は害虫の数がわずかで鳥やモグラなどが虫を食べてくれて人手を加えなくても影響が少ないはずです。しかし気候の急激な変化(特に梅雨明けから一転し、急に夏の暑さと乾燥が続くとき)などのきっかけで害虫が増え、これを放置しておくともはや自然の生態系では追いつかず、芝生の緑が失われ全体的に白っぽくなり、茎ばかりになってしまいます。
主な害虫の種類としてはヨトウムシ・シバツトガ・コガネムシの幼虫などで大量発生してしまうと「時すでに遅し」で、芝生に足を踏み入れたくなくなります。対策としては、殺虫剤で数が少ないうちに対応します。害虫発生が比較的少ない場合なら年間1 、2 回の殺虫剤散布でほぼ影響のないレベルになるでしょう。しかし害虫が多く発生した場合、同じ殺虫剤を何回も使い続けると害虫に耐性が出来始め、殺虫剤の効きが悪くなる可能性があります。そういった場合には、殺虫剤の種類はたくさんありますので、できれば2 、3 種類の薬を変えながら使用するといいでしょう。また、殺虫剤は除草剤よりも危険ですので、使用の際は効果・使用法をよく読み、環境に配慮してお使いください。
芝生のお手入れ