HOME施工事例K様邸ガーデン

和室前のセカンドリビング的要素のある空間演出

事例 NO. 304

CONCEPT

リビングと和室が並ぶ配置の建物で見え方と使い方の違いがあるお庭をどうデザインするかがテーマのご依頼でした。リビング前を使いやすくGL高さをフローリングの高さくらに合わせてつなぐことは多くの作品に見られる中で和の要素を大切にしたい、仕事が忙しくなかなか出る機会がない、癒しの空間を庭に作りたい、というご希望をいただいていたので今回は『和』をメインにいしたデザインをお薦めしていきました。

落ち着いた雰囲気を出す為にウッドデッキを採用し、サッシ下にレベルを上げて広縁を演出するように設定いたしました。デッキの高さを上げることと空間の使い方を良くするために境界までのスペースを同じにすることで広く使えるが植栽がなくなると堅い印象となるので少しでも土を残して色をつけるように考え、半分を広縁、残りを坪庭のようにして表情に変化をとりました。その植栽スペースはデザインを施し、砂利とタマリュウの面でのデザインとし、そのふたつの素材の境界にはアンティーク瓦を使い癒される空間のアクセントとしました。

小さいながらに四季を感じるモミジを入れて和室で寝転がって見る目線の楽しみとしております。そして境界となる部分にあったフェンスを隠すこととデザインとして細い材料を縦に並べるウッドフェンスを作り照明での効果も演出のひとつとして取り入れております。リビング前への繋がりはステップとして1段レベルを下げたデッキを作り、GL部になる空間は自然石を採用して洋と和の中間的な雰囲気を作り出しました。
和の空間が本当の意味で癒しを与えてくれると思います。古い日本の庭ほどそういった心を取り戻すためや、落ち着きを与えてくれると考えます。忙しいオーナー様にお手間を取らさずに楽しめる空間を提供できたかと思っております。
店 舗
  • 吉祥寺店
デザイナー
施工スタイル
  • ガーデン・庭
部位
  • ガーデン/庭
  • ガーデン
  • デッキテラス タイルテラス ウッド
デザイン
  • 和風モダン外構・エクステリア