HOME施工事例Y様邸クローズエクステリア

自然素材の風情を感じる和庭空間

事例 NO. 788
  • 自然石の経年変化が楽しめる和風オープンエクステリア。

  • 駐輪場床舗装:名古屋モザイクのクォーツストン。

  • コバ積み石:銀鉄平石、職人さんの技術に感動でした。

  • ポストを内側へ配置、アルミの支柱で門袖代わりにした。

  • 和室前空間に繋ぐ、色彩が美しい根府川石の飛石。

  • 積層ボーダー石の壁、オリジナルインターホンカバー兼用表札。

  • しっとりとした植栽が和空間に散りばめられている。樹木:イロハモミジ・リキュウバイ・ヤマモモなど。

CONCEPT

 都会の雑踏から少し入り込むと古き良き風情を感じる場所がある。昔から長柄える印象の良い住宅地に新しいものはあまり必要ないのでなないでしょうか。この作品は土地柄の良さを継続するがごとく落ち着きのある構えを取り入れることが目的のお住まいです。新しい環境に合わせるよりも続く伝統や風情を受け継ぐということも美しさのひとつだと考えます。多くの場合、新築の住まいには何か違ったものが立ち上がるケースが多いと感じます。町の印象や状況を踏まえた住宅を検討することや、趣味嗜好を吟味した時に住まう土地柄を含めて自分の建築デザインまで考えていったらとても繋がる空気感が生まれてくるかと思います。「壊さず繋ぐ」そういったことが町並みのなかもしれません。それを実現することが出来たのがこの作品と思います。
 南側道路に面する住宅は和のテイストを取り入れた外観を検討したということでした。その気持ちを受け継ぐエクステリアが必要であったと考えました。素材に自然石の動きを利用して直線的なラインでありながら表情を造り出すコバ積みは、厚さや長さ、そして割れ肌の印象がとても美しい。そして床の乱形石はスロープとして施工され玄関までの流れを持たしています。道路側に自転車置き場を取り、半分にしたお庭空間の建物が和からは自分達だけの特別な空間へと変化する。和庭をリビングから見えることt道路からの視線を隠すこと、そして緑豊かなお庭とするために生垣で囲いを製作しました。竹垣にデザインを取り入れることで構造の硬さや空間の存在というものを軽減し、室内から感じる自然な風を流し込むように拘りを持ちます。坪庭というものはとても難しいものです。本来であればルールや手法などと取り入れることが必要なのかもしれませんが、自由な空間構成が部屋からの楽しみに変わるのであれば、それを優先することも良さかもしれません。樹木にはリキュウバイ・コハウチワカエデ・イロハモミジ・ヤマモモ・ナツハゼなどの立木を用いて新緑から紅葉、落葉までの四季を感じるものを採用し、月山や流れといった変化を取り込んだ空間としております。自然の素材や自然の成長といった時間の流れを取り入れた素敵な空間がここに出来上がったと思っております。
 先にも申しましたが、その土地柄や趣きを邪魔せずに自分の住まいに計画を取り入れることも一つのデザインであり本来の町並み計画なのかもしれません。最先端のデザインを追うことも必要ですが、残すことや続けることや継承することもデザインなのかもしれません。とても今回の作品は自分にとって大切なことを考えさせられたものだと思っております。
店 舗
  • 吉祥寺店
デザイナー
施工スタイル
  • EXクローズ
部位
  • 門周り/ファサード
  • ゲート
デザイン
  • 和風