重厚感とゆとりを感じさせるこだわりのエントランス
事例 NO. 912
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木目調のL字アルミフレームは、開放的になり過ぎないように外と敷地内を区切る効果があります。
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見上げると3本のフレームから光が漏れてきます。
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階段両サイドの花壇には四季を感じれる植栽を植えました。木々をくぐって家の中に入っていくなんて贅沢です。
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階段を広くゆったりとりました。2段目は蹴上げをへこませて、階段を美しく見せています。
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植栽が多いエントランスには管理のことも考えて水栓も配置。見た目にもいいものを選びました。
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階段側面をすこし張り出すことで、階段のラインを美しく見せています。
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着工前の様子。
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完成。
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このフレームがお施主様のお気に入りだったそうです。工事中、このフレームが取り付けられるのを今か今かと楽しみにしておられました。
CONCEPT
既存の塀を利用しつつ、安全な構造を維持し、高低差を負の要素とせず、高低差を逆手にとったプランにすることがポイントでした。階段は通路幅をあえて広くとり、ゆとりを確保。花壇はありがちな花壇にせず、階段を引き立てるようなデザインにしました。花壇には季節感の感じれる植栽を配置し、その間を通って家へと向かえるような演出を加えています。木々の世話には余り自信がないというお施主様でしたので、極力世話が軽度で済むように植物の選択から水栓の位置にまで配慮しています。ローメンテナンスという要望もあり、素材は汚れにくいものの選択、また安全、安心に配慮した滑りにくい素材の選定、補助手すり、照明計画をしています。これらの魅力をクローズでありながら、門扉は奥へもっていくことで、表に開放し内だけのものとせずゆとりのあるダイナミックなエクステリアが出来上がりました。