吉祥寺店,全て,リフォーム（外構・お庭）,
人工芝とウッドデッキが映える屋上のお庭(ルーフガーデン)
将来の建物メンテナンス時に配慮し、解体再組立が容易な構造にて施工しています。
吹き抜ける風が心地よい、日差しに恵まれたルーフガーデン。
都心近い中心市街地にお住まいで、周囲は中高層建物に囲まれているため、地上部は日照的に厳しい環境です。そのため、通風採光条件のよりよい3階屋上部に人工地盤を造成し、「芝生緑化」をトライされていました。しかし、建物屋上への緑化は植物にとって非常に厳しい環境で、なかなか満足いく状態にならず、維持管理も大変でした。
before;屋上での芝生緑化は水管理が大きな課題となります。右は地盤を撤去した後。この状態から工事を行いました。
まずは、屋上緑化を施した建物建設会社側にて土壌の撤去および防水他の処置を再度行なっていただいた上で、ザ・シーズンにてガーデンリフォームを行いました。
なお、3階屋上ということもあり、資材等の搬入出は大型クレーンをチャーターしての作業となります。
after;くつろぐためのベンチは植栽とフェンスで囲み、屋上ならではの開放感と居心地の良さを両立。
after;植栽は灌水装置付プランターで将来の手入れ負担を軽減/ウッド材は板幅や向きに変化をつけ表情を。
今回のような、今ある場所に「置く」「解体撤去しやすい形で固定」という施工の考え方は、建物屋上やバルコニーといった人工地盤上での計画では前提条件であることが多く、いわゆる一般的な地上部でのお庭の計画とはまったく異なる設計・施工技術が必要となります。
最新記事
