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神は細部(ディティール)に宿る ~旧岩崎邸庭園~
旧岩崎邸の洋館、二階のテラスより、南に広がる「芝庭」を望む。床板はチーク。鋳物のフェンス。
先日、上野にある「都立旧岩崎邸庭園」に行ってきました。
緑の「芝庭」をもつ近代庭園の初期のかたちを残した庭園ですが、
建築はニコライ堂や鹿鳴館の設計で知られるジョサイア・コンドルによる近代住宅の傑作。
そうした経緯などを知らずとも、この庭園を訪れ、その洋館に足を踏み入れれば、その圧倒的な細部(ディティール)に釘付けにされます。
そして浮かんだのは、「神は細部に宿る」という言葉。
しばし、その圧倒的な細部(ディティール)をご覧ください。
天井の彫刻と、壁紙のデザイン
暖炉のディティール。美しく彩られたタイル。
各部屋の壁紙のデザインも異なる。
階段室の柱の装飾。
暖炉のデザイン。白大理石の彫刻。
ステンドグラスのシルエット。
ジャコビアン様式の洋館北側。南側はコロニアル様式。客室にはイスラム風デザインを施す。
不忍池の西側の台地の上に立つ絶好のロケーション。アプローチの石垣も見事です。
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