目黒区は、東京23区の南西部に位置し、北は渋 谷区、東は品川区、西は世田谷区、南は大田区と 接しています。 区の面積は1,470haで、23区中16番目の広さ です。 目黒区は武蔵野台地の南東部に位置し、目黒川 と呑川が、北西から南東に向かって樋(とい)状 の谷を形成しています。また、これらの谷の支谷 が台地を刻みこんでおり、起伏に富んだ坂の多い 街が目黒区の特徴のひとつとなっています。 また、今日では周辺の自治体と同様に都市化・ 過密化が進行しており、豊かな自然環境に触れら れる場所が少なくなってきています。
目黒区は、東京23区の南西部に位置し、北は渋 谷区、東は品川区、西は世田谷区、南は大田区と 接しています。 区の面積は1,470haで、23区中16番目の広さ です。 目黒区は武蔵野台地の南東部に位置し、目黒川 と呑川が、北西から南東に向かって樋(とい)状 の谷を形成しています。また、これらの谷の支谷 が台地を刻みこんでおり、起伏に富んだ坂の多い 街が目黒区の特徴のひとつとなっています。 また、今日では周辺の自治体と同様に都市化・ 過密化が進行しており、豊かな自然環境に触れら れる場所が少なくなってきています。
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全国の受賞作品を掲載しています。
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第10回JEG(住宅8社エクステリア&ガーデン協議会)デザインコンテスト2023リフォーム部門最優秀賞
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第10回JEG(住宅8社エクステリア&ガーデン協議会)デザインコンテスト2023スタンダードエクステリア部門最優秀賞
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第10回JEG(住宅8社エクステリア&ガーデン協議会)デザインコンテスト2023リフォーム部門最優秀賞
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第18回オンリーワンクラブデザインコンテスト ファサード部門優良賞
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第18回オンリーワンクラブデザインコンテスト リフォーム部門優秀賞
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第18回オンリーワンクラブデザインコンテスト ファサード部門優秀賞
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LIXILエクステリアコンテスト2022 Dエクステリアリフォーム部門 金賞
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2022メイクランド施工写真コンテスト敢闘賞
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Flow
より快適なエクステリア&ガーデンづくりの為に、ザ・シーズンはご相談から完成、アフターフォローまでのすべてのプロセスを重要な要素として大切にしています。すべては、お客様おひとりおひとりの満足の為に。ザ・シーズンデザイナー一同、皆様からのご依頼を心よりお待ちしております。
目次
1. 外構タイプ
1-1 オープンタイプ
1-2 セミオープンタイプ
1-3 クローズドタイプ
2. 外構スタイル
2-1 ナチュラル
2-2 モダン
2-3 エレガント
2-4 トラッド
2-5 和風
2-6 リゾート
3. 外構(エクステリア)・庭(ガーデン)計画
新築でエクステリア&ガーデンを計画するとき、便利でおしゃれなデザインにしたいと思っても初めてのことで、実際に何が必要なのか具体的によくわからない場合もあるかと思います。新しい生活だけでなく将来のライフスタイルも想像して何が必要なのかしっかり考えましょう。
◆エクステリアを形成する部位・アイテム
・門扉
・門袖(門塀)…表札・ポスト・門灯・インターホンを設置する場所
・アプローチ(階段)
・手すり
・駐車場
・駐輪場
・フェンス
・テラス・ウッドデッキ
・オーニング
・植栽
・照明
・サービスヤード
3-1 門扉
3-2 門袖(門塀)
3-3 アプローチ
3-4 手すり
3-5 駐車場
3-6 駐輪場
3-7 フェンス
①敷地の境界を区切る…自分の土地をフェンスで囲む事によって、道路や隣地との境目が明らかになります。
②侵入者を防ぐ…フェンスによって内部と外部が仕切られるので不審な人物が勝手に入ってくるのを防ぎます。逆に、小さな子供やペットが道路に飛び出してしまう事を予防する事も可能です。
③外部からの視線を遮る目隠し…通行する人や車からの視線、または隣家の窓が自分の家の中をのぞける位置にある場合、視線を遮る位置に透過性の低いデザインのフェンスを設置する事で家の内部を他人に見られないようにできます。
④デザイン性を高める…様々なタイプのフェンスが販売されていますし、オーダーメイドでオンリーワンのフェンスを造作して設置する事も可能です。外構デザインのアクセントとして楽しみましょう。
3-8 テラス・ウッドデッキ
3-9 オーニング
3-10 植栽
3-11 照明
①安全…エントランス・駐車スペースや庭も夜間は暗さで視界が遮られ危険です。照明を設置すれば障害物や段差を夜間でも認識でき、安全が確保されます。
②空間の演出…夜間のお住いを印象的なものにしたい場合、照明がとても有効です。樹木や壁を際立たせて昼間とは違う趣にする事が出来ます。また、間接照明をうまく使えば、穏やかな光で落ち着いた雰囲気が演出でき、リラックス効果も得られます。
③防犯…照明の明るさは侵入者に入る気を起こさせず、不法侵入を思いとどまらせる効果もあります。夜間のライトアップは、防犯対策の一つとしてとても有効です。
3-12 サービスヤード・ストックヤード
4.外構工事に掛けたほうが良いおすすめ費用
新築で家を購入することが決まった場合、ハウスメーカーや工務店のお見積りには外構工事費が含まれないことがあります。注文住宅では更地に建物を1から作るため、外構も含めて敷地全体を1つの住まいと考える必要があります。建物本体に費用が嵩み、なかなか外構まで費用が回らないという場合がありますが、建物のご購入金額に見合った外構予算をとるほうが良いでしょう。せっかくお金をかけて素晴らしい建物をたてても、低予算にしてグレードの低い素材を使った外構にしてしまっては見た目がちぐはぐになってしまい、せっかくの新しいお住いがいまいちなものになってしまいます。新築建物と同等のグレードでお考えなら建物ご購入金額の1割以上を目安に予算をお掛けすることをおすすめします。
また、「今回は予算がないからとりあえず一部分だけ、残りは後にしよう」とお考えになる方もいるかと思います。後の追加の工事の際に、初めに施工した部分とのつなぎの関係で解体などの予期せぬ用が発生し、結果トータルで考えたら費用が嵩んでしまったということもよくあるケースです。工事の時期がずれると経年による素材の味わいの進み方もちぐはぐになってしまいます。可能な限り新築時にトータルで外構計画をしましょう。
5.住んでみてから気付く外構のポイント
6.ユニバーサルエクステリアデザイン
戸建住宅ではどんなユニバーサルなデザインがあるでしょうか。
1. エクステリアを構成する場所と
リフォームのポイント
1-1 門扉
セキュリティーやプライバシー保護の役割はもちろんのこと、玄関に向かうアプローチの入り口として、デザインによってはその家の顔となります。門扉が変わるだけでエクステリアの印象がガラッと変わることもあります。周辺環境に調和したセンスの良い門扉を選べばお住まいがより上質なものになるでしょう。
門扉選びのポイント
門扉は、自宅敷地と道路との境界に位置しているものです。そのため、門扉の高さによって、外からの家の見え方が異なります。エクテリアのタイプ(オープン・クローズ・ゼミクローズ)を決定づける重要なアイテムとなります。門扉を決める際には、周囲のフェンスや塀と調和しているか考えましょう。高いフェンスや塀に隣接して低い門扉を設置するのは、見た目がアンバランスになる上に、外部からの侵入を容易にしてしまい、セキュリティ的にも良くありません。逆に門扉だけが目立って高くても、全体の景観を損ねてしまします。
また、門扉のデザインによる透過率によって敷地内の見え方が変わってきます。セキュリティやプライバシー面も考慮してデザインを決めましょう。
調和したデザインにする
門扉はそれ単体では素敵なデザインだったとしても、建物やエクステリアとテイストが合っていないと、ちぐはぐな印象になってしまいます。また、周囲の住宅のなかで浮いて街並みを崩していないかということも考えておかなければいけません。
開閉方法・サイズを決める
家族の成長に合わせてライフスタイルも変わります。毎日大きな荷物を持つようになった、子供ができてベビーカーを使うようになった、子供が成長して自転車で通学、または高齢になり車いすの生活になるなど、門を通るシチュエーションが変わってきます。門扉のサイズは設置できる場所の幅に左右されますが、両開き・親子開き・片開き・引き戸などから適した門扉を選択します。ちなみに、ベビーカーや車いすを使用する場合は引き戸が適しています。
考慮する
例えば施錠方法には、カードキーによる施錠や、シリンダー錠などといった選択肢があります。またドアの開け閉めは、ハンドルを回すものや、取っ手を引くものなどがあります。セキュリティ面を強化したい場合は電子錠を選びましょう。電子錠はピッキングで解錠することができない上に、自動施錠で鍵の閉め忘れを防ぐことができます。停電時に作動しないというデメリットが考えられますが、通常に使用している場合には確実にセキュリティを強化することができます。最近では玄関扉と門扉が同じキーで施解錠できたり、モニ ターを組み合わせた連動システムになっているものもあります。
1-2 玄関アプローチ
道路との境界や門まわりから玄関までをつなぐ通路を指します。門扉と同様に家族の成長に伴い通る人シチュエーションが変わってきます。安全で、なおかつ通るとワクワクするアプローチにリフォームしましょう。
玄関アプローチの
リフォームのポイント
アプローチの床面はタイル・レンガ・自然石・コンクリートなど様々な素材があります。見た目の好みだけで決めず歩きやすさや安全性を重視しましょう。晴れた日は問題がなくても、雨や雪の日に滑りやすい素材があります。素材の特性をよく理解して選ぶことが大切です。またどんな靴を履いて歩くのかもイメージしてください。例えば、ピンヒールで歩く場合にはアティークなレンガや自然石などの凸凹した床材は適しません。
しっかりイメージする
門を入ってから玄関へ着くまでの距離や動きを具体的にイメージしてみましょう。距離を短くすれば移動は楽になりますが、玄関ドアと門扉が直線でつながっていると、ドアを開けた時に家の中が丸見えになってしまいます。外からの視線をうまく避けられるよう、玄関ドアが見えすぎない位置に門扉や塀を配置することがおすすめです。同じくプライバシーの問題から、関アプローチはリビングに面する掃出し窓やトイレ・浴室の前を通らないように設計するのが望ましいと言えます。
どう解消するか
高低差を解消する方法としては、階段やスロープがあります。高齢のご家族がいる、また老後に暮らしやすいようにしたいなどという理由から、近年ではアプローチにスロープを設置する家庭が増えています。階段は高齢者のつまずき事故が多い箇所ですので、スロープの設置は事故防止に効果的です。スロープは高齢者や体の不自由な方に便利というイメージがありますがベビーカーや自転車を玄関内に入れたい時などにも役立ちます。 階段にする場合は、安全に昇り降りするために1段の高さは低めに、踏面は広めに取りまう。立ち上がり部分の色を変えたり照明を設置したりすることで視覚的にも安全になりまスロープ・階段のどちらにも手すりを設置することでより安全性を高められます。
アプローチをリフォームする場合、安全性を重視するのはもちろんですがやはり見た目やデザインにもこだわりたいものです。
玄関アプローチをより自然に、温かく見せるために欠かせないものが植物です。石やコンクリートなどが持つ無機質な感じを緩和させ、配置の仕方によって目隠しや日よけなどの役割も果たします。通路の脇に植栽や花壇を並べれば、通る人に癒しや安らぎを与えてくれるはずです。
また、アーチやスクリーン、門袖壁や門柱などのエクステリア部材を組み合わせると、玄関アプローチのデザイン性がさらに高まります。アーチを設置してつる状の植物を絡ませたり、おしゃれなデザインのスクリーンを使って目隠し効果を向上させたりと、素敵な演出と機能的な役割を実現できるでしょう。
1-3 駐車場・ガレージ
家族の成長に合わせてリフォームが必要になってくる場所のひとつが駐車場です。「子供が免許を取って車の台数が増えた」、「自転車通学の子供の自転車の置き場所を駐車場に作りたい」、または「新車を購入したので屋根のない駐車スペースをガレージに変えたい」などいろいろな理由が考えられます。
敷地の広い面積を必要とする駐車場はおしゃれで機能的にリフォームすると住まいの印象が大きく変わります。
駐車場・ガレージリフォーム
のポイント
戸建住宅の駐車場は、屋根のない「オープンタイプの駐車スペース」や、柱と梁・壁・屋根があり建造物として独立している「ガレージ」、屋根だけの「カーポート」、建物の中に組みこむ ビルトインガレージ」、1階の一部を駐車場にし上部を住居などにした「ピロティ--タイプのビルトインガレージ」などがあります。 屋根のないオープンタイプの駐車場は建ぺい率などの規制を受けず、敷地さえあれば比較的簡単に工事できます。オープンなので、敷地全体が明るく広々感じます。防犯上、ゲートや跳ね上げ門扉、伸縮門扉などを設置しておくとよいでしょう。独立型のガレージやビルトインガレージは、車の保護や防犯面で優れています。ただし建築基準法の対象になる場合もあるので、事前に施工業者に確認しておきましょう。屋根のあるカーポートも規制の対象になるので注意しましょう。
駐車場は玄関の近くに配置しましょう。リフォームの場合は場所が限られてきますが、玄関から離れ過ぎると使い勝手が悪くなってしまいます。また、前面道路の幅や出入りのしやすさ、安全性なども考慮が必要です。その上で、駐車台数や大きさ、ドアの開閉スペースなどを確認し、適する広さを確保します。自転車やバイクも置く場合や、駐車スペースが玄関アプローチも兼ねる場合などは、そのスペースを忘れずに確保しましょう。駐車に必要なスペースは、自動車の大きさや道路の幅、駐車方法によって変わりますので、事前にしっかり確認することが大切です。
床の仕上げは自動車が出た後を配慮して工夫したいものです。面積が広い分、この部分をおしゃれにデザインすることによってワンランク上のエクステリアになるでしょう。全面コンクリー駐車はし易いですが無機質なイメージになってしまします。例えば、芝生張りにして緑化ブロクや轍(わだち)を設けたりすると環境にも優しくコストも軽減できます。
駐車場は単に車を停めて置くだけの場所とは限りません。洗車をしたり、お庭として家族でBBQなどしたりいろいろな使い方があります。水栓やコンセントなどの設置も考えておいたほうが良いでしょう。
1-4 フェンス
フェンスには敷地の境界を区切って侵入者を防いだり、外部からの視線を遮る目隠しなどの役割があります。またデザイン性の高いフェンスは外構のアクセントにもなります。長く住んでいる間に周辺の環境が変化し、しっかりと境界を区切る必要が出てきたり、外部からの視線が気になりだしたり。安心・安全に暮らすためにリフォームでフェンスの設置をしましょう。
リフォームでフェンスを
設置する時のポイント
フェンスを設置することによって内部と外部が仕切られるため不審な人物が勝手に入ってくるのを防くことができます。逆に、小さな子供やペットが道路に飛び出してしまう事を予防する事も可能です。しかし、大人の靴が入ってしまうほどの隙間がある横桟や格子のフェンスは、隙間が足がかりとなりフェンスを乗り越えて侵入できてしまうので気をつけましょう。
注意点
通行する人や車からの視線、または隣家の窓が自分の家の中をのぞける位置 にある場合、視線を遮る位置に透過性の低いデザインのフェンスを設置する事で家の内部を他人
に見られないようにできます。
お庭が道路に面していると、通行人からの視線が気になってしまいます。また洗濯物も丸見えになるのも気になります。お庭の周りや隣地との境界に目隠しをする場合はフェンスの目地幅(板と板の隙間)を考えます。
目地幅を狭くするとより目隠し効果が高くなるため、人通りが多く、普段から視線が気になる場合は、目地幅が狭い目隠しフェンスを設置しましょう。しかし、玄関など出入り口で外部からの視線が気になるからと言って目地幅の狭いフェンスで出入り口を隠しすぎてしまうと、不審者の存在も隠してしまうことになります。そのため不審者に周りが気づくような適度な隙間がある目隠しフェンスを選ぶことが玄関前の目隠しの重要なポイントとなってきます。
様々なタイプのフェンスが販売されていますし、オーダーメイドでオンリーワンのフェンスを造作して設置する事も可能です。外構デザインのアクセントとして楽しみましょう。
1-5. テラス・ウッドデッキ
せっかくお庭があっても過ごし方がわからずもったいないことになってはいませんか。テラスやウッドデッキは屋内と庭を緩やかにつなげる役割を果たしてくれます。テーブルや椅子を出してそこで食事できるような様々なアクティビティが可能で、友人を招いてガーデンパーティをしたり、ガーデニ ングやヨガなど趣味を楽しむ場所にもなります。子どもやペットの遊び場にもなりますし、洗濯物を干すなど有効に利用する事も出来ます。テラスやウッドデッキがあることで生活がぐっと豊かなものになると言ってもいいでしょう。
テラス・ウッドデッキを
設置する時のポイント
テラスは室内と屋外の中間的なスペースです。リビングやダイニングから直接出入りができ、第2のリビングとして家族や仲間の憩いの空間になります。隣接するインテリアのデザインや材質と統一感を持たせたり、床との段差をなくしたりすると屋内との一体感が増し、お部屋を広く見せる効果が得られます。ウッドデッキの場合は室内のフローリングの板材とデッキ材の向きを揃えると良いでしょう。
屋外に日除けがあるとテラスやウッドデッキの活用方法が広がり、暮らしに余裕と楽しみが与えられます。日除けのタイプはいろいろありますが、ライフスタイルや周辺環境・予算に合ったものを選択しましょう。
プライバシーの確保を工夫する
せっかくテラスやデッキを設けても、道行く人や隣家が気になってはくつろぐことはできません。敷地内だけでなく、敷地の外からのテラスの見え方にも注意することが大切です。テラス・デッキといった単体のプランニングではなく、敷地全体をトータルに、目隠しになるフェンスや植栽プランなどと合わせて検討するようにしましょう。
2. エクステリアリフォームの
知っておくべきポイント
2-1 リフォームの目的を
明確にする
まずは、リフォームの目的を明確にすることが大切です。目的があいまいなままリフォーム工事を行うと、後から「ここはしっかり考えておくべきだった」「無駄なスペースになってしまった」などの問題点が出てきてしまいます。再びリフォームが必要になり、さらに費用がかかってしまうことになるのです。目的を明確にすることで、具体的な無駄のないプラン を立てられます。
2-2 現在の問題点を
明らかにし、改善策を
考える
エクステリアのリフォームを成功させるためには、現在の問題点をピックアップすることが大切です。どのようなところに使いづらさや不便さを感じるのか、しっかり把握しましょう。そして、その問題点がどうすれば解消できる改善策を見つけ出しましょう。ただし、素人目線では分からないことが多いので、信頼できるプロのエクステリアデザイナーと話し合いプ ランを詰めていきます。
2-3 動線のつながりを
考える
エクステリアは、さまざまな場所で構成されていますが、それぞれの動線を踏まえて考えることが成功のポイントです。敷地・建物プラン・カーポート・アプローチ・庭の位置など、動線のつながりを考えることで、住みやすく使いやすい空間となります。それぞれ個別に考えてしまうと、リフォーム後に「通りにくい」「使いづらい」と感じる原因になるので注意が必要です。日ごろ家族がどのように行き来しているのか、動線を見直してみましょう。
2-4 大まかな予算を決める
大まかな予算も決めておきましょう。エクステリアと外構のリフォームは、使用する素材や建材によっても費用が大きく異なります。どこに費用をかけるのか優先順位をきちんと決めておかなければ予算オーバーになってしまいます。なるべく予算内で抑えられるように、リフォームの優先順位を決めることも大切なポイントとなります
1. 庭の目的(使い方)を明確にする
まず初めに、お庭をどう使いたいかを具体的にイメージすることが大切です。それによってそのお庭の存在意義を明確にすることが大切です。
1-1 お庭を第2のリビングとして使う
まず初めに、お庭をどう使いたいかを具体的にイメージすることが大切です。それによってそのお庭の存在意義を明確にすることが大切です。
テラス・ウッドデッキを
設置する時のポイント
テラスは室内と屋外の中間的なスペースです。リビングやダイニングから直接出入りができ、第2のリビングとして家族や仲間の憩いの空間になります。隣接するインテリアのデザインや材質と統一感を持たせたり、床との段差をなくしたりすると屋内との一体感が増し、お部屋を広く見せる効果が得られます。ウッドデッキの場合は室内のフローリングの板材とデッキ材の向きを揃えると良いでしょう。
屋外に日除けがあるとテラスやウッドデッキの活用方法が広がり、暮らしに余裕と楽しみが与えられます。日除けのタイプはいろいろありますが、ライフスタイルや周辺環境・予算に合ったものを選択しましょう。
プライバシーの確保を工夫する
せっかくテラスやデッキを設けても、道行く人や隣家が気になってはくつろぐことはできません。敷地内だけでなく、敷地の外からのテラスの見え方にも注意することが大切です。テラス・デッキといった単体のプランニングではなく、敷地全体をトータルに、目隠しになるフェンスや植栽プランなどと合わせて検討するようにしましょう。
1-2 お庭で遊ぶ(活動する)
1-3 お庭の景色を鑑賞する
2. デザインを決める
2-1 ナチュラルスタイル
2-2 モダンスタイル
2-3 エレガント
2-4 トラッドスタイル
2-5 和風スタイル
2-6 リゾートスタイル
3. 動線を考慮する
お庭のデザインは、門から庭へ、庭から玄関へ、駐車場から庭へなどの人の動きをイメージして考えましょう。それぞれの場所に導くアプローチを設けることで、ライフスタイルに合ったよいお庭にすることができます。庭に設けたアプローチは動線を作るだけではなく、空間に遠近感、奥行きを持たせる効果もあります。自然石やタイル、レンガ、砂利などでおしゃれに造られたアプローチが庭全体のデザインの要になる場合もあります。
4.プライバシーと防犯を考える
どんなに素敵なお庭でも外から丸見えになってしまうような状態は落ち着きませんし、防犯上よくありません。塀や庭の植栽は、外からの目線からプライバシーを守るという役割もあります。ただし、塀や樹木で覆われすぎた庭は日当たりも悪く閉塞感もあり、近寄りがたい印象になる可能性もあります。また、このようなお庭は泥棒にとっても好条件の家になってしまう可能性もあるのです。一度侵入したら外から目撃されにくいため、泥棒のターゲットになりやすい家、となってしまいます。プライバシーと防犯の両面をしっかり考えて塀や樹木の配置をデザインするようにしましょう。
4-1 フェンスで目隠しする
4-2 樹木で目隠しする
5.安全面を考慮する
お庭は家族にとって安全に過ごせる場所でなければいけません。お子様や大切なペットが庭で遊ぶ場合には怪我をしないよう地面を芝生にするなどの工夫をしましょう。また、遊ぶスペースを大人の目が届きやすい場所に配置することをお勧めします。キッチンや、リビングなどから見える場所に芝生などを敷いて遊び場にすると景観の上でも良い配置になります。そして、滑ったりつまずきやすいような床材を使用することも避けなければいけません。将来のこともイメージして高齢者でも子供でも安心して過ごせるユニバーサルな考えを意識しましょう。また、防犯上の対策も兼ねて、夜間に庭が暗くなりすぎないように照明を設置しましょう。ライトアップは安全面や防犯面だけではなく、見た目にもお住まいを美しく輝かせてくれます。
6.植栽計画をする
植栽はお庭造りにおいて重要なポイントとなります。様々な樹木や草花によって庭が四季を感じる癒しの空間となります。しかし、植物ががどのように生長していくか、害虫などが付きにくくないかといった植物の性質をきちんと把握せず、メンテナンスを怠るとかえって見た目が悪くなったり、樹木や草花を枯らしてしまう事になります。庭木をどこに植えるのか、またどのような目的で植えるのかによっても選ぶべき庭木の種類は異なります。庭木の配置と目的を決めたうえで、植える庭木の種類を決めていきましょう。環境に合わない場所に庭木を植えると、しだいに弱っていってしまいます。環境に合わせて庭木を植えることはとても重要です。まずは、知識の豊富なプロにライフスタイルに合った植栽計画をしてもらいましょう。
6-1 庭木を植える場所
6-2 庭木を植える目的
お庭のフォーカルポイントになる場所や中心、人の集まる場所などに植えます。シンボルツリーにルールはありませんが、花や実、紅葉など、1年を通して楽しめる樹木を選ぶと良いでしょう。
樹木を植えて木陰(緑陰)を作る事で、日差しを遮るとともに、床面の蓄熱や照り返しをも緩和できます。デッキやテラスの木陰作りに最適なのが落葉樹です。夏は強い日差しを遮り、冬は落葉してあたたかな陽が入ります。
周囲の視線からプライバシーを守るため庭木で目隠しをすることができます。どの部分をどれくらい隠したいかによって、目隠し用の木の植え方は変わってきます。見られたくない場所の前に一本、または数本だけ横に枝が広がる木を植え、さりげない目隠しとする方法や、生垣のように同じ種類の木をたくさん並べて、完全に見えなくする方法などがあります。 目隠し用として選ぶ樹木は、目的によって必要な枝葉の密度や広がり方が変わってきます。 ただし、機能性だけを重視しすぎると違和感が生じてしまうこともあります。あくまで庭木の一つなので目隠しとしての機能を重視しつつ庭のデザインを崩さないような樹種を選びましょう。
6-3 草花でガーデニングを楽しむ
目次
1. 照明の役割
外構における照明には、さまざまな役割があります。それぞれの場所や用途に合ったタイプの照明を設置しましょう。
1-1 安全を確保する
お住いの様々な場所、エントランス・アプローチ・駐車スペース・庭など夜間は通行する際、暗さで視界が遮られ危険です。適切な場所に照明を設置することによって、夜間でも障害物や段差を認識でき、安全に通ったり移動することが可能となります。
1-2 意匠(空間の演出)
また、ファサードに設置した照明の灯りは夜間のお住まいを印象的なものにし、こだわりの外観をより美しく見せることができます。
1-3 機能的な役割
1-4 防犯
2. エクステリア照明の種類
エクステリア照明に使われるライトのバリエーションは、取扱いメーカーによって種類や呼び方が異なりますが、一般的によく採用されているライトをご紹介します。
2-1 バリエーション
形状(イメージ) | 種類 | 形状(イメージ) | 種類 |
---|---|---|---|
〈門柱灯〉 | 〈スポットライト〉 | ||
門柱や門袖の上に設置し門回りを照らす照明 | 照らしたい場所に光を当てる照明 | ||
〈ポーチライト〉 | 〈フットライト〉 | ||
建物の玄関周辺や門柱などに取り付ける照明 | 足元を照らす照明 | ||
〈ウォールライト〉 | 〈ダウンライト〉 | ||
壁面に取り付けて周囲や表札などを照らす照明 | 天井から床面を照らす照明 | ||
〈ポールライト〉 | 〈バーライト〉 | ||
地面から柱が立ち、光源を高くした照明 | 棒状になった照明 | ||
〈グランドライト〉 | 〈フロアライト〉 | ||
アプローチやテラス・デッキなどの床面に埋め込む照明 | 地面の上に置く照明 |
形状(イメージ) | 種類 |
---|---|
〈門柱灯〉 | |
門柱や門袖の上に設置し門回りを照らす照明 | |
〈スポットライト〉 | |
照らしたい場所に光を当てる照明 | |
〈ポーチライト〉 | |
建物の玄関周辺や門柱などに取り付ける照明 | |
〈フットライト〉 | |
足元を照らす照明 | |
〈ウォールライト〉 | |
壁面に取り付けて周囲や表札などを照らす照明 | |
〈ダウンライト〉 | |
天井から床面を照らす照明 | |
〈ポールライト〉 | |
地面から柱が立ち、光源を高くした照明 | |
〈バーライト〉 | |
棒状になった照明 | |
〈グランドライト〉 | |
アプローチやテラス・デッキなどの床面に埋め込む照明 | |
〈フロアライト〉 | |
地面の上に置く照明 |
2-2 センサーライト
① センサーライトの用途
・「常夜灯」としてはつけておきたいが、深夜は光を落としたい場合(人が近づくと明るく点灯)
・人が近づいた時のみセンサーで点灯させたい場合
・暗くなると点灯するが、深夜は消灯させたい場合など
タイマーも併用し、それぞれに合ったセンサーライトを選びましょう。
② センサーライト設置の注意点
照明器具にはセンサー機能がついているタイプと、別途センサーだけを設置して連動した照明器具を点灯・消灯させるタイプのものがあります。どちらにしても、センサーの設置場所で気を付けるべきポイントがあります。
・センサーは明暗を正しくはかれる場所に設置しましょう。(明暗センサー)
例えば、センサーが常に薄暗い場所や植栽などの影にあると、まだ明るい時間帯に早々に点灯してしまうことがあります。さらには、常にライトが点灯状態になってしまうこともあります。
・センサーが反応する範囲や向きを調整しましょう。(人感センサー)
人が頻繁に通る場所(公道の近くなど)にセンサーを設置する場合、センサーの向きや範囲によっては家の前を人が通るたびにライトが点灯してしまいます。そのたびに通行人を驚かせてしまいますし、ライトが点灯することに慣れてしまっては防犯の効果が薄れてしまいます。
3. お住まいをおしゃれに照らすライティングのポイント
ライティングの方法は、建物や敷地の形状、エクステリア&ガーデンのデザインによっても違いますが、共通するいくつかのポイントを押さえればワンランク上のライティングをすることができます。
3-1 器具選びと配置
例えば、スポットライトで植栽や壁を照らして間接的に空間を明るくしたり、サイドや下方に光が広がる照明器具を選択しても良いでしょう。また、照明器具その物がオブジェ的な役割をすることもあります。建物や外構のデザインとマッチするものを選びましょう。
3-2 植栽の魅せ方
3-3 素材を際立たせる
また、光で照らすことで浮き上がってくる影によって奥行き感が増し、景色に深みを感じさせます。
4.設置場所別ライティングのポイント
お住いの各エリアによってそれぞれに照明の役割と光の演出方法が異なります。
照明の設置場所別にライティングのポイントをご紹介します。
4-1 門まわり
門周りはその家の顔と言える場所です。さまざまなバリエーションの照明を使って門扉や門袖のデザイン、植栽などをドラマチックに演出しましょう。ただし、門周りは公道に面しているケースが多いですので、街並みを乱すようなライティングをしないように注意が必要です。
4-2 アプローチ
距離の長いアプローチには、玄関まで誘導するように複数の照明を連続して設置したり、周囲の植栽を照らすなど、灯りを楽しむ演出もおすすめです。足元を明るくするためにフットライトを組み込んだり、高さの低いスタンドやポールタイプの照明器具を設置してもいいでしょう。階段の蹴上に間接照明を埋込む手法は、段差の躓き防止にも有効で見た目にも美しくドラマチックにアプローチを演出することができます。
4-3 玄関
4-4 庭(ガーデン)
防犯面では、塀や植栽の陰に不審者が潜むことができるような暗がりを作らないこと。そのほか、ライトアップなどを計画する際は光の方向や明るさなどに注意し、近隣への配慮を忘れないようにしましょう。
4-5 デッキ・テラス
テラス屋根やパーゴラの柱・梁の高い位置から下を照らせば広範囲の明るさを確保できます。また、間接照明を上手に設置したり植栽などをライトアップすることによって、美しく居心地の良い癒しの空間を演出することができます。
大きな窓に隣接することが多いデッキやテラスをライティングすると室内からの眺めも良くなりますし、明るい室内が鏡のように窓にくっきり映り込んでしまうのを軽減するという効果もあります。安全面でも照明で明るく照らすことにより、段差や障害物などが認識でき注意喚起の役割も果たします。
4-6 駐車スペース
また、防犯面にも十分に配慮が必要です。明るい照明は自動車の盗難防止にもつながりますし、人を感知して点灯する人感センサー付きのタイプもおすすめです。
4-7 勝手口
5.植栽のライティングテクニック
ひと口に植栽のライティングと言っても植栽のタイプや植えられている場所によって美しく魅せる照らし方が異なります。それぞれの植栽が最も素敵に見える手法でライティングをしましょう。
5-1 高木のライティング
① 葉の密度が薄い樹木
葉の密度の薄い樹木は光が枝葉の間から抜けやすいので、樹木の根元から見上げるように「アップライティング」しましょう。このライトアップは樹木だけでなく空間全体を明るく美しくしてくれます。
また、壁面が近くにあれば壁面に樹木の影を投影し、アーティスティックな空間を作り出す「シャドウライティング」や、樹木の影を地面に落とし木陰のような演出ができる「ムーンライティング」などの手法もおすすめです。
② 葉の密度が濃い樹木
葉の密度の濃い樹木は、樹冠より外側の下の方から「アップライティング」すると美しく魅せることができます。
また、片方からだけでなく両サイドから照らす「クロスライティング」もおすすめです。
③ 季節を演出する樹木
樹木は季節や年月を経て変化し、それに伴い最適な魅せ方も変化します。葉の色、樹木の高さ、樹木の形に合わせ、最適なライティングを調整することが樹木を美しく魅せるポイントです。
例えば、春の桜は白い光で「アップライティング」や「クロスライティング」することで淡いピンクの花びらがより美しく闇に浮かび上がります。また、秋の紅葉は根元から赤っぽい光で照らすことでより紅葉の色味を活かせますし、南国イメージのヤシの木やソテツ・シュロなどは特徴的な形の葉や幹の質感を「アップライティング」で活かしたり、樹形を「シャドウライティング」で壁に投影してアートのように楽しめる手法もあります。
5-2 低木のライティング
6.照明計画における注意点
エクステリア照明は、住まいの灯りであると同時に、周囲の街並みの灯りにもなるものです。自分の家のことだけ考えずに、街全体の景観や防犯を考慮した照明計画を心掛けることが大切です。
また、今後は無駄なエネルギーを使用しない適切な照明計画することがますます重要になってきています。エクステリア照明に関しても周辺環境やライフスタイルに合わせ、初期費用だけでなくランニングコストも考慮して人と地球にやさしい照明計画をしましょう。
7.照明計画まとめ
エクステリア照明は種類も豊富でさまざまな設置方法があります。
どこにどの照明をどのように設置すればいいのか判断が難しく、光の組み合わせがうまくいかない事もあります。
せっかくの素敵なお住まい。夜間にもさらに魅力あるものにするためには知識と経験が豊富なエクステリア&ガーデンのプロにお任せすることをお勧めします。