ムードある大人の雰囲気な演出で「心地よい空間」に

閑静な住宅街の小高い丘に建つ邸宅

　外部からの視線を2つのプランターBOXと塗り壁で構成し、　それぞれの異なる仕上げ素材を組み合わせ、高さ、出幅、サイズ等、　バランスをとり、植栽をからませ圧迫感のない境を造り、視線を遮る事ができた。ウッドプランターは建物バルコニー軒天ウッド格子化粧より　インスピレーションを得た。ウッドは他の仕上げ素材より柔らかい印象　　だが、凹凸をつけることにより重厚感を与え、もう一つの天然石仕上げ　プランターとの調和がとれた。

庭側では2つの塗り壁が異なる明かりをとり、フォーカルポイントに　スタイリッシュなステンレス混合栓、もう一つはベンチの背もたれとなり家族の憩いの場となった。ウッドデッキを中心にフロアーが、混合栓のあるタイルテラス、芝生と3フロアーにわかれ、横に長い庭に動きをつけた。照明は間接的な設置により、ムードある大人の雰囲気な演出が　施主の依頼である「心地よい空間」と言う庭が完成した。