＃15『チェルシーフラワーショー シルバーメダル』
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「桜は、2月1日からの最高気温を累計して600℃を超えると開花する」と言われていますが、関東では去年よりは遅く、平年よりは少し早めに桜が開花しました。
春といえば花、花といえばフラワーショー。
花が咲き誇る季節になると、フラワーショーをはじめバラ展やボタニカルガーデンなどへお出かけになる方も多いのではないでしょうか？
今回は、世界最高峰のフラワーショーである「チェルシーフラワーショー」につきご紹介させていただきたいと思います。
チェルシーフラワーショーは、英国エリザベス女王が総裁を務める英国最古で由緒あるフラワーショーです。
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チェルシーフラワーショーとは・・・ 1913年より、RHS（王立園芸協会）主催で、ロンドンの高級住宅街チェルシー地区のチェルシーロイヤルホスピタルの広大な庭園で、毎年5月に5日間行われています。 来場者数は15万人とも言われ、多くの園芸家や花好きの人で賑わいます。 ガーデンデザインのトレンドや、様々な植物の新品種、ガーデンツールなど最新の情報を楽しむために世界中から人々が訪れます。 —————————————————————————————- |
少し前にはなりますが、2009年のチェルシーフラワーショーにて、弊社は「アーバンガーデン部門」にてシルバーメダルを受賞いたしました。当時、外構を手掛ける組織では初の受賞となりました。
受賞作品「静寂の隠れ家」は、日本伝統の「茶庭」からヒントを得て、外とプライベート空間を繋ぐ通り道をイメージ。精神が研ぎ澄まされ、日常の忙しさを忘れさせるような落ち着いた佇まいの空間を作り上げました。
少し隙間が空いていると何だか中が気になる、ちょっと覗きたくなるような格子・・・低壁で視覚の圧迫感がない開口の広い入口からようこそ！
冠位十二階では最上位とされた日本伝統の高貴な色、紫色を使用し、市松模様の和風の構造物が映えるジャパニーズテイストなデザインです。
茶室を模したスペースから目を移してみると、縁側からお庭の池に出て外の世界を見たくなるような景色。日本庭園の定番「飛び石」・「池」を、西洋の感覚も取り入れながら融合的に表現しています。
まさに、見ても楽しめるモダンガーデン。
逆サイドから見てみると、外を通りかかった人を誘うように飛び石が配置され、好奇心からお庭の中へと自然に足が向くようです。
足元は屋根瓦を埋め込んで造ったペイビング。ここにも日本特有のテイストが見受けられ、和の要素が散りばめられた作品となっています。
いよいよ春本番です。
お客様のご希望に沿った、お客様だけのフラワショーを是非楽しんでみませんか？
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