建築とそろえた目隠し格子
1階リビング前に高さ約1.8mのアルミ格子「LIXILコートラインⅡ」を設置。2階の格子と縦ラインをそろえ、視線を遮りながら建物全体に統一感を持たせました。
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N様ご夫妻のご要望は、シンプルでモダンな建物に調和する外構と、日々の暮らしの中で自然を感じられる庭を両立することでした。そこで、敷地の高低差を生かし、道路に面した階段アプローチ、建物に沿う園路、その先に広がる芝生のプライベートガーデンという三つの空間で構成。門まわりには上質な石材と600×300mmのタイルを用い、庭側にはヒメコウライ芝やアオハダ、シマトネリコなどを配置しました。建物側のアルミ格子と植栽で視線をやわらげながら、統一感のあるファサードに仕上げました。また、夜は各ゾーンを照らす照明計画によって、高低差を生かした立体感がより際立つライティング外構となりました。
道路から約1.7m持ち上がった高低差のあるN様邸の敷地。この高低差を制約ではなく魅力として生かすため、デザイナーは外構を大きく3つのゾーンに分けた傾斜地外構をご提案しました。第一のゾーンは道路に面した階段アプローチ。ブラックやグレーの天然石調タイルを用い、ホテルラウンジのような重厚感のある外構階段デザインを実現しています。第二のゾーンは階段を上った先に広がる芝生の庭。開放感あふれる空間で、冬も緑を楽しみながら四季の変化を感じられる庭としました。第三のゾーンはアプローチと庭を結ぶガーデンパス。ローズマリーやラベンダーなどの植栽を添え、歩くたびに緑を楽しめる空間としています。
道路側のファサードは、クラディングストーンを貼った門塀や黒御影石の笠石、ロートアルミ製特注門扉を組み合わせ、建物のシャープな外観にふさわしい落ち着いた佇まいに。階段には踊り場を設け、手前と奥で段差の取り方を変えることで、ゆとりを感じるアプローチとしました。夜は段下の照明やグラウンドライトが足元を照らし、石材の陰影を美しく浮かび上がらせます。
階段を上ると、600×300mmのセレストーン(天然石調タイル)を敷いた園路へ。脇にはラベンダーやローズマリーなどを配し、歩くほどに庭の緑が近づく構成です。その先にはヒメコウライ芝の庭を設け、シマトネリコやアオハダ、常緑ヤマボウシなど、常緑樹と落葉樹をバランスよく植栽。芝生の庭にはレモンやブルーベリーなど実のなる植物も植栽。季節ごとの収穫を楽しみながら、庭で過ごす時間そのものが暮らしの楽しみになる植栽計画としました。モダンな外構と自然豊かなプライベートガーデンが段階的につながり、昼は雑木の緑が映え、夜は照明が石材や植栽の陰影を引き立てる、時間とともに表情が変わる新築外構デザインとなりました。
階段アプローチと園路を抜けた先に広がる、フラットな芝生の庭です。床面にはやわらかな質感のヒメコウライ芝を採用し、周囲には高さ約2mの目隠しフェンスを設けて、近隣からの視線に配慮しました。リビングや樹脂デッキから庭へ出やすく、家族が日常的に過ごせるプライベートガーデンとなっています。中央には株立ちのアオハダを配し、シマトネリコや常緑ヤマボウシなどを組み合わせて、年間を通して緑を感じながら季節の移ろいも楽しめる植栽計画に。レモンやブルーベリーなどの実のなる木も取り入れ、眺めるだけでなく、収穫や庭仕事を楽しめる空間に仕上げました。
重厚な石貼りの門塀とブラックの門扉で整えた階段アプローチ。踊り場を挟んで段差に変化をつけ、ゆったりと住まいへ導く構成です。
1階リビング前に高さ約1.8mのアルミ格子「LIXILコートラインⅡ」を設置。2階の格子と縦ラインをそろえ、視線を遮りながら建物全体に統一感を持たせました。
アルミ格子と株立ちのアオダモを重ね、リビングへの視線を自然にコントロール。足元の下草が、クールな外観にみずみずしさを添えます。
600×300mmのセレストーンを敷いた園路が、アプローチと芝庭を結びます。ローズマリーやラベンダーを植栽し、歩くたびに香りや季節を感じられる空間です。
ヒメコウライ芝が広がる明るい庭。レモンやブルーベリーなど実のなる植物を植栽。「収穫が楽しみです」という奥様の言葉どおり、眺めるだけでなく育てる楽しみも感じられる庭となっています。
踊り場を挟み、手前と奥で段差の高さを変えた階段。段下の間接照明が床をやわらかく照らし、夜のアプローチに浮遊感を生み出します。
ライトアップされたアルミ格子とアオダモが、外壁や床面に美しい影を描きます。建物の直線美と植栽のやわらかさが調和する夜景です。
スタンドライトやアップライトを組み合わせたライティング外構。高低差のある敷地に陰影を生み、夜も美しい表情を演出します。