庭を眺める「王様のイス」
白い塗り壁とレンガのウォールを背景に、入口付近へ「王様のイス」と呼ぶウリン材のベンチを配置。ブラッドストーンのサークル中央に植えたラベンダーも、初夏の庭を彩るフォーカルポイントです。
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かつては芝生が広がっていたD様邸の庭。草むしりで奥様が腰を傷めたことをきっかけに、手入れがしやすく、ドイツのサンスーシ宮殿のような趣を感じられる庭へのリフォームを希望されました。そこで古レンガや自然石、ウリン材など、年月とともに風合いを増す自然素材を選択。**既存の庭をこれからの暮らしに合わせて見直す庭リノベーションとして、エゴノキを中心に植栽を配し、入口側は「眺める庭」、建物側はウッドデッキのある「過ごす庭」としました。室内から庭へ視線が抜けるようフェンスの高さにも配慮。手入れの負担を軽減しながら、時を重ねるほど愛着が深まる庭へ再生しています。
芝生の草むしりなど、庭の手入れが大きな負担となっていたD様邸。一方でD様はクラシカルなものを好み、ヨーロッパで目にした風景や街並みにも心惹かれていました。そこでデザイナーは、手間を減らすだけの庭リフォームではなく、これまでの庭をこれからの暮らしへつなぐ庭リノベーションを計画。「伝統と歴史を重んじ、そしてこれから始まる新たな庭の物語」をコンセプトに、時を重ねることそのものを楽しめる庭をデザインしました。
中心となるのは、古レンガと自然石、植物が溶け合う「眺める庭」。ブラッドストーンを用いたサークルをはじめ、円筒形のレンガ花壇、湾曲したレンガウォールや造り付けのウリン材ベンチなど、アールを繰り返すことでやわらかな景観を描いています。年月を経たヨーロッパの庭園を思わせるクラシックガーデンに、表情豊かな植栽を重ねました。アプローチには硬質砂岩のフォレストペイビングを採用。クオーツストーンなど表情の異なる石材も組み合わせ、歩くほどに足元の景色が変化する構成としました。
リビング前には、ウリン材のウッドデッキを設置。ダイニング前のフェンスを低くして室内から庭へ視線を通し、住まいと庭を緩やかにつなげています。庭を眺めるだけでなく、デッキに出て緑を身近に感じながら過ごせるアウトドアリビングです。また夜は、要所に配した照明が自然素材の質感を浮かび上がらせます。庭に合わせて特注したオリジナル照明も取り入れ、石の凹凸やレンガ、植栽に陰影を加えました。
古レンガ、自然石、ウリン材、そして植物。ここで選んだのは、いずれも時間とともに表情を変えていくものです。レンガや石には味わいが加わり、ウリン材は色合いを変え、樹木や草花は成長していく。手入れの負担を抑えながら、年月による変化を新たな魅力として楽しむ。D様ご家族とともに物語を重ねていくプライベートガーデンです。
エゴノキを中心に、古レンガや自然石、ウリン材と植栽を重ねたガーデンリフォーム。ドイツのサンスーシ宮殿をイメージし、イングリッシュガーデンなどヨーロッパの歴史ある庭園にも通じる、年月とともに風合いが深まる庭を目指しました。中央にはブラッドストーンを組み合わせたサークルを設け、円筒形の花壇や湾曲したレンガウォール、アール状のウリン材ベンチなど、随所に曲線を取り入れています。門扉とフェンスには繊細な意匠のトラディシオンシリーズを合わせ、クラシックガーデンとしての世界観を統一。新しいときの美しさだけでなく、石やレンガ、木、植物それぞれが時を重ねて変化していく姿までデザインした庭です。
リフォーム前は芝生が広がっていた庭。草むしりなど日々の手入れが負担となり、奥様が腰を傷めたことをきっかけに、庭のあり方を見直すことになりました。
白い塗り壁とレンガのウォールを背景に、入口付近へ「王様のイス」と呼ぶウリン材のベンチを配置。ブラッドストーンのサークル中央に植えたラベンダーも、初夏の庭を彩るフォーカルポイントです。
リビング前には、雨や湿気に強いウリン材のウッドデッキを設置。一角に目隠しを設けて隣家からの視線を遮り、庭の緑を眺めながらゆったり過ごせるアウトドアリビングとしました。
アプローチには、自然な色むらと質感を持つ硬質砂岩のフォレストペイビングを採用。一枚ごとに異なる石の表情と植栽を重ね、年月とともに味わいを増す足元に仕上げました。
庭をやわらかく囲む、アールを描いたレンガウォール。その上にちょこんと腰掛ける像が、クラシカルな庭に遊び心と物語を感じさせるアクセントになっています。
夜は庭の要所に配した照明が、樹木やレンガ、自然石をやわらかく照らします。光と影を重ねることで昼とは異なる奥行きが生まれ、ウッドデッキから眺めても美しいナイトガーデンに。
庭のデザインに合わせて特注したオリジナル照明。横から光を当てることで自然石の微妙な凹凸に陰影をつくり、石そのものが持つ豊かな質感を夜の景色に浮かび上がらせます。