鉢植えがあふれた庭
植物好きのK様が集めた鉢植えは50鉢以上に。隣地マンションの壁面や傷んだフェンスも目立ち、豊かな緑を残しながらも空間を統一することが課題でした。
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旅行が難しくなった時期にご自宅を改めて見つめ直したK様。隣地マンションの壁面を目立たなくし、鉢植えが並ぶ雑多な印象や、傷みの進んだ門まわりと木製フェンスを整えたいと希望されました。そこで、隣地側にRC壁と樹脂フェンスを設置し、手持ちの鉢植えはK様と一緒に選別し、既存植栽を活用した目隠しを兼ねる植栽スペースへ移植しました。きしんでいたシャッターをブラックに交換し、玄関ドアと2階バルコニーの手すりも同色に塗り替えました。さらに、ポスト・表札・インターホンを集約した機能門柱をオブジェのように配置し、色彩と素材を統一した建物の魅力を引き立てる邸宅リフォームへと仕上げました。
外構リノベーションのテーマは、新しいものを増やすのではなく、今あるものを受け継いで「整える」ことでした。昭和の趣が残っていた門まわりは、既存の高さ約1.4mの袖壁を補強・調整し、表面タイルを撤去して左官仕上げに変更しました。車庫上部のひび割れた塀は積み直し、グラスファイバーメッシュで補強。既存の木製フェンスも使える部分を残して塗装し、建物の記憶を受け継いでいます。
シャッターゲートと新設壁には同じタイルを異なるパターンで張り、90×150mmのブラックアルミフレームを高さ約2.47mで渡して、内と外を緩やかに分ける冠木門を構成。道路と平行に設けた白いウォールは視線を遮ると同時に、樹木の緑や枝葉の影を映す背景となります。植栽スペースには、既存植栽を活用し、手持ちのつるバラや樹木、下草を重ね、構造物の硬質な表情をやわらげました。夜は植栽を照らす灯りが奥行きを生み、建物の記憶を受け継ぎながら新たな魅力を引き出す、ガーデンリフォームとなりました。
このデザインは、2022年JEGデザインコンテスト最優秀賞、LIXILエクステリアコンテスト金賞、Only Oneデザインコンテスト優秀賞を受賞し、既存の魅力を生かしながら新たな価値を創出するデザイン性が高く評価されました。
築37年の住まいを、構造物と植栽の両面からコーディネートした外構リノベーションです。経年劣化していたシャッターをブラックに交換し、ボックスガレージの正面はタイル貼りで重厚感のある表情に。シャッターゲートと新設壁の間には、90×150mmのブラックアルミフレームを高さ約2.47mで渡し、内と外を緩やかに分ける冠木門を設けました。道路と平行に配置した白い門袖がアプローチへの視線をやわらげ、安心して出入りできる動線を確保。オブジェのような機能門柱や、整理して地植えした樹木・下草が、建物のモダンな佇まいと調和します。植物を残しながら既存構造物も活用し、植栽が建物を引き立てるファサードデザインに仕上げました。
リフォーム前は、緑色の玄関ドアと2階バルコニーの手すり、白いシャッター、異なる素材が混在し、建物と外構の印象がまとまりにくい状態でした。邸宅リフォームを進めるうえで、建物全体の印象を整えることが課題でした。
植物好きのK様が集めた鉢植えは50鉢以上に。隣地マンションの壁面や傷んだフェンスも目立ち、豊かな緑を残しながらも空間を統一することが課題でした。
鉢植えをK様と一緒に選別し、既存植栽を活用しながら植栽スペースへ地植えして再構成。隣地側にはRC壁と樹脂フェンスを設け、手持ちのつるバラを誘引しました。
90×150mmのブラックアルミフレーム、白い左官壁、タイル貼りのボックスガレージに樹木の枝葉を重ねました。既存植栽を活用した植栽計画で、構造物の力強さと植物のやわらかさを一つの景色にまとめました。
シャッターゲートと隣地境界壁には、同じタイルを異なるパターンで使用。壁面に映る葉や枝の影まで、時間とともに変化する意匠として楽しめます。
明るさセンサー付きの照明がアプローチと植栽を照らし、オブジェ機能門柱も印象的に浮かび上がります。帰宅時をやさしく迎える夜景です。
シャッターゲートとRC造の門塀を、高さ約2.47mのブラックアルミフレームで連結。空間の抜けを抑え、格式と奥行きを備えたオリジナルゲートです。
植栽帯に配したスパイクライトが樹木や下草、白いウォールをやさしく照らします。緑の重なりと陰影が、夜のアプローチに深い奥行きを添えます。